フィジーの椰子(フィジーノヤシ)はヤシ科フィジーノヤシ属(ビーチア属)の常緑高木である。
ビーチア属は太平洋諸島に約13種が分布する。
マニラ椰子(マニラヤシ)が同じ仲間である。
本種の原産地はフィジー諸島である。
樹高は10~15メートルくらいである。
幹は直立する。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)である。
幹の先に集まってつく葉は、アーチ型に湾曲している。
小葉の先端は不定形に切れ込む。
雌雄同株である。
実は紡錘形で赤く熟するのが特徴である。
東南アジアで街路樹として使われている。
日本ではめずらしいヤシである。
写真は11月に沖縄の東南植物楽園で撮った。
学名:Veitchia arecina
★赤い実がついてそうかと気がつくよ
フィジーの椰子個性たっぷり
花図鑑
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