白胡蝶(シロゴチョウ)はマメ科ツノクサネム属の常緑低木である。
原産地は西アフリカ、インド、東南アジアなどである。
若葉や花は湯通ししてサラダや炒め物にする野菜の木である。
東南アジアでは、庭園樹や街路樹などに利用される。
樹高は3~5メートルくらいである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)である。
葉は太陽のほうを向いており、夜になるとお辞儀草(オジギソウ)のように閉じる。
開花時期は4~5月と9~10月である。
花の色は紅色ないし白で、花径5~10センチと大きな蝶形である。
花の後にできる実は長い豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
樹皮や葉は薬用としても使われる。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Sesbania grandiflora
★ゆうゆうと翼広げて南国の
空に羽ばたく白胡蝶は
花図鑑
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