東海桜(トウカイザクラ)はバラ科サクラ属の落葉低木である。
支那実桜(シナミザクラ)と小彼岸(コヒガン)との交配種だと考えられている。
学名にある Takenakae は、国立遺伝学研究所にいた竹中要博士のことである。
樹高は2から4メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3月から4月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花弁数は5枚で、一重咲きである。
花径は2センチくらいの小輪で、花の色はごく淡い紅色である。
花にはほのかな香りがある。
雄しべはたくさんあり、雌しべは1本で短い。
葉の柄、花の柄、萼などには毛が生えている。
写真は4月に神代植物公園で撮った。
学名:Prunus x takenakae cv. Takenakae
★小振りでも溢れるほどの花つけて
ほのかに香る東海桜
花図鑑
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