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姫車輪梅(ヒメシャリンバイ)

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姫車輪梅(ヒメシャリンバイ)はバラ科シャリンバイ属の常緑低木である。
車輪梅(シャリンバイ)は本州の東北地方南部から九州にかけて分布するが、その型の1つで暖地の海岸付近に生える。
特徴は葉が小さいことである。
これが「姫」のつく由来である。
鹿児島県の出水市では特産品に育てようと栽培に取り組んでいるという。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
ただし、枝先に一見して輪生しているようにつくので「車輪」のように見える。
葉の質は革質で、縁にはほとんどぎざぎざ(鋸歯)がない。
開花時期は4月から5月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白ないし淡い紅色を帯びた小さな花をたくさんつける。
花径は15ミリくらいで花びらは5枚あり「梅」に似ている。
写真は3月に東京都薬用植物園の温室で撮った。
学名:Raphiolepis umbellata form. minor


★名の由来聞けば聞くほど面白く
 しげしげと見る葉は硬そうで

姫車輪梅(ヒメシャリンバイ)_d0059226_5594648.jpg

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by ryudesuyo | 2010-05-14 06:00 | バラ科
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