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黄金鬼百合(オウゴンオニユリ)

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鬼百合(オニユリ)はユリ科ユリ属の多年草である。
東アジアの広い範囲に分布する。
日本へは食用百合として古くに渡来したと見られ、人里近いところに生育する。
黄金鬼百合(オウゴンオニユリ)というのは、この鬼百合(オニユリ)の突然変異種である。
長崎県の対馬のみに自生する。
大陸と陸続きの時代に朝鮮半島経由でやってきたものと思われる。
草丈は50センチから100センチくらいである。
茎は直立し、白い綿毛に覆われる。
開花時期は7月から8月である。
花はやや下向きにつき、花びらの先は反り返る。
鬼百合(オニユリ)と同様に葉の脇にムカゴがつく。
名は牧野富太郎博士によって昭和8年に命名されたという。
黄色い百合の交配親となっている。
俳句では「鬼百合」が夏の季語である。
写真は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Lilium lancifolium var. flaviflorum


★鬼百合は地面見つめているけれど
 巻き髭ぴんと反り返らせて

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by ryudesuyo | 2010-07-16 06:12 | ユリ科 | Trackback | Comments(1)
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Commented by はっち at 2014-01-21 03:04 x
一昨年、黄金鬼百合の球根を沢山中庭に植えました。市販の黄金鬼百合は人工交配により、3倍体のため、種を付けない…と、聞いていました。よく見るオレンジの鬼百合もムカゴは沢山付くものの、種というものを見たことはありません。で、うちの黄金鬼百合は、去年花が終わってから、一部のめしべが太ってきて、まさか…と思いながら放っときました。ボケの実みたいな形になって、秋、茶色くなった頃、中を割ったら、ペラペラの種がギッシリ。一部風に吹かれて舞ってしまったけれど、念のため大切に取ってあります。ただ、本当に種なのか、また出てくるのかもまだ分かりませんが、種が出来たとしたら、二倍体!?それとも、突然変異!? それともたまたま原種が混ざってた!?まさか…。ですが、三倍体のみしか国内に存在しない鬼百合よりは、元々の原種に二倍体が存在していた黄金鬼百合なら、こういう出来事も無いときめつける根拠も無い気もするのですが。
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