屋久島大文字草(ヤクシマダイモンジソウ)はユキノシタ科ユキノシタ属の多年草である。
鹿児島県屋久島の固有品種である。
標高1000m以上の湿った岩上に生える。
分類上は、団扇大文字草(ウチワダイモンジソウ)の型の1つとされている。
草丈は5センチから10センチくらいである。
根際から生える葉は直径1センチくらいで小さい。
葉は5回くらい切れ込み、つけ根の部分が心形なのが特徴である。
開花時期は9月から10月である。
茎の上部に散状花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花は短い花弁3枚と長い花弁2枚とで大の字に見える。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Saxifraga fortunei var. obtusocuneata form. minima
★小ささに目を細め見る花なれど
自然の姿見るは難題
花図鑑
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