アリウム・ヒルティフォリウムはユリ科ネギ属の多年草である。
分類体系によってはネギ科とされる。
原産地はイランである。
草丈は100~120センチくらいである。
根際から生える葉は細長い披針形(笹の葉のような形)で、暗い灰緑色をしている。
葉の先や裏面に毛が生えているのが特徴である。
開花時期は5~6月である。
茎先に球状をした大きな散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花序は花被片が6枚ある小さな花が集合したものである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Allium はニンニクの古いラテン名である。
種小名の hirtifolium は「葉に毛の生える」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
園芸品種のアルバ(Alba)である。
学名:Allium hirtifolium
★背の高い姿にほうと驚いて
花を眺めるちょっと地味かな
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