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縁無し額紫陽花(フチナシガクアジサイ)

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額紫陽花(ガクアジサイ)はユキノシタ科アジサイ属の落葉低木である。
分類体系によってはアジサイ科とされる。
日本固有種である。
紫陽花(アジサイ)の原種で、関東地方、中部地方、伊豆諸島、小笠原諸島などに分布し、暖地の海岸の斜面などに生える。
縁無し額紫陽花(フチナシガクアジサイ)はその品種の1つである。
特徴は両性花の周りに花弁状の装飾花がないことである。
分布域は不明である。
樹高は2~3メートルくらいである。
葉は向かい合って生え、卵形で厚い。
開花時期は5~7月くらいである。
両性花は花径1センチにも満たない五弁花である。
花の色は淡い紫色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。
種小名の macrophylla は「大きな葉の」という意味である。
品種名の nuda は「裸の」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Hydrangea macrophylla f. nuda


★えっこれはどうしたことと驚いて
 もう一度見る不思議な姿
縁無し額紫陽花(フチナシガクアジサイ)_d0059226_12243598.jpg

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by ryudesuyo | 2011-06-29 12:25 | ユキノシタ科
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