小葉の栴檀草(コバノセンダングサ)はキク科センダングサ属の一年草である。
原産地は熱帯アメリカである。
北半球に広く帰化している。
日本にも帰化しており、本州から九州にかけて分布する。
生育地は道端、草地、家の周りなどである。
草丈は30~90センチくらいである。
茎は4稜形である。
葉は2-3回羽状に裂ける。
葉に毛は生えていない。
開花時期は8~11月くらいである。
花径は6~10ミリくらいである。
筒状花も舌状花も黄色い。
舌状花の数は1~3枚で、舌状花のないものもある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
実には棘があり、動物の毛や衣服に着いて運ばれる。
属名の Bidens はラテン語の「bi(2)+dens(歯)」からきている。実にある2本の棘を歯に見立てたものである。
種小名の bipinnata は「2回羽状の」という意味である。
写真は9月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Bidens bipinnata
★一目では咲いているのか訝しい
でもしっかりと咲いているんだ
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