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大輪葵(タイリンアオイ)

大輪葵(タイリンアオイ)_d0059226_1445150.jpg

大輪葵(タイリンアオイ)はウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の中国地方西部から九州北部にかけて分布し、山地の林の中に生える。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は幅の広い卵形で、つけ根の部分は深い心形である。
葉は緑色で艶はなく、雲紋があって葉脈上には短い毛が生える。
開花時期は4~5月である。
花径は3~4センチあり、仲間の中では大きい。
花の色は濃い紫色である。
中には緑色のものもある。
萼筒は球形で、上部がくびれる。
萼片は3枚で、縁がうねる。
属名の Asarum はギリシャ語の「asaron(枝を打たぬ)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の asaroides は「カンアオイ属(Asarum)に似た」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園の山野草展で撮った。
学名:Asarum asaroides


★大きくて色鮮やかな花咲かせ
 威厳を見せて大輪葵
大輪葵(タイリンアオイ)_d0059226_14455165.jpg

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by ryudesuyo | 2011-12-21 14:48 | ウマノスズクサ科
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