ミケリア・マウダイエはモクレン科オガタマノキ属の常緑高木である。
原産地は中国である。
湖南省、福建省、広東省などに分布し、林に中に生える。
中国名を「深山含笑」という。
同属には招魂の木(オガタマノキ)がある。
樹高は5~10メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の表面は濃い緑色でやや艶があり、裏面は緑白色となる。
開花時期は3月である。
花の色は白く、花径は10センチくらいある大輪である。
花被片は9枚である。
花には甘い香りがある。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Michelia はスイスの植物学者「ミケーリ(M. Micheli)さん」の名からきている。
種小名の maudiae の意味はまだ解明できていない。
写真は3月に埼玉県立花と緑の振興センターで撮った。
学名: Michelia maudiae
★真っ白な花の香りに振り向けば
一足早い春の訪れ
花図鑑
植物図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
|
|