リンデラ・ベンゾインはクスノキ科クロモジ属の落葉低木である。
アメリカ黒文字(アメリカクロモジ)、匂いベンゾン(ニオイベンゾン)とも呼ばれる。
原産地は北アメリカである。
カナダから合衆国にかけての東部に分布する。
樹高は2~4メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3~4月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
雌雄異株である。
枝先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出して、小さな黄緑色の花をつける。
花被片は6枚である。
雄花序のほうが目立つ。
雌花の後につく実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、秋に赤く熟する。
葉は秋には黄葉する。
属名の Lindera はスウェーデンの植物学者「ヨハン・リンデル(Johann Linder)さん」の名からきている。
種小名の benzoin は「安息香、ニオイベンゾン」を意味する。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Lindera benzoin
★黒文字とよく似た花をつける木が
新大陸にもあるを学んで
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