小諸菫(コモロスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
菫(スミレ)の品種の1つである。
特徴は雄しべが弁化していて重弁咲きをすることである。
和名の由来は、小諸市の海応院で発見されたことからきている。
小諸市の「市の花」に指定されている。
草丈は5~10センチくらいである。
無茎種である。
根際から生える葉はへら形で、束になって生える(束生)。
葉には柄があり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~5月である。
花の色は濃い紫色である。
多弁化するが花弁の数は決まっていない。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の mandshurica は「満州(中国東北部)の」という意味である。
品種名の plena は「八重の」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の菫展で撮った。
白花といわれる系統のものである。
学名:Viora mandshurica f. plena
★八重に咲く菫の花は珍しく
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