ビオラ・ワルテリはスミレ科スミレ属の多年草である。
種小名の読み方は「ウォルテリ」とするものもある。
原産地は北アメリカである。
アメリカ合衆国の南東部に分布し、乾いた岩場や林の中に生える。
草丈は15~25センチくらいである。
有茎種で、匍匐茎を持つ。
葉は腎形で、扇状の托葉に特徴がある。
葉の表面は淡い緑色、裏面は茶褐色である。
葉脈に沿って濃い緑色の斑が入る。
開花時期は4~5月である。
花の色は淡い紫色で、側弁には白い毛が生える。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は丸くて白い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花の姿は立坪菫(タチツボスミレ)に似る。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の walteri は18世紀のアメリカの植物収集家「ワルター(T. Walter)さんの」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンターの菫展で撮った。
学名:Viola walteri
★葉の様子少しお洒落に見えるかな
洋風だけど菫の仲間
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