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細葉の山母子(ホソバノヤマハハコ)

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細葉の山母子(ホソバノヤマハハコ)はキク科ヤマハハコ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の中部地方(福井・愛知県)から九州にかけて分布し、山地の草原に生える。
草丈は30センチくらいで、近縁種の山母子(ヤマハハコ)よりも小形である。
茎は白い綿毛に覆われる。
葉は細長い披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の幅は2~6ミリくらいである。
開花時期は8月から9月である。
枝の先にたくさん花(頭花)をつける。
白い花弁に見える部分は総苞片(花序全体を包む葉の変形したもの)である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Anaphalis はギリシャ語の「Gnaphalium(ハハコグサ)」からきている。語中の文字を並べ替えて作った。
種小名の margaritacea は「真珠のような」という意味である。
変種名の angustifolia は「細葉の」という意味である。
写真は8月に志賀高原の東館山高山植物園で撮った。
学名:Anaphalis margaritacea var. angustifolia


★なるほどね葉っぱがかなり細くって
 ひ弱に見える花支えるに
細葉の山母子(ホソバノヤマハハコ)_d0059226_11282819.jpg

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by ryudesuyo | 2012-08-17 11:31 | キク科
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