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西洋弟切草(セイヨウオトギリソウ)

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西洋弟切草(セイヨウオトギリソウ)はオトギリソウ科オトギリソウ属の多年草である。
ヨーロッパから中央アジアにかけて分布し、道端や林の中、野原などに生える。
北アメリカなどでも野生化している。
英名はセントジョーンズワート(St. John's wort)である。
鎮痛剤として知られ、十字軍の兵士も用いたという。
ハーブとしても利用されている。
また、抗うつ用サプリメントとして注目されている。
草丈は30~80センチくらいである。
茎は直立をし、上部で枝分かれをする。
葉は小さな披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は丸く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉には明点が散在する。
開花時期は7~8月である。
花は黄色い5弁花である。
花弁の縁や葯(雄しべの花粉を入れる袋)には黒点がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hypericum はギリシャ語の「hypo(下に)+ erice(草むら)」ないし「hyper(上に) + eikon(像)」に由来する。
種小名の perforatum は「貫通した」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Hypericum perforatum


★似た姿いつも見ている弟切草
 違いはどこと興味の湧いて
西洋弟切草(セイヨウオトギリソウ)_d0059226_15135893.jpg

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by ryudesuyo | 2012-08-24 15:16 | オトギリソウ科
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