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水前寺菜(スイゼンジナ)

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水前寺菜(スイゼンジナ)はキク科サンシチソウ属(ギヌラ属)の多年草である。
原産地はインドネシアのモルッカ諸島である。
和名の由来は、熊本の水前寺で栽培されたことによる。
葉が食用とされる。
沖縄県や石川県でも野菜として親しまれている。
沖縄ではハンダマ、石川県では金時草(キンジソウ)と呼ばれる。
また、伊豆諸島南部、沖縄、小笠原諸島で野生化している。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は細長い長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質はやや多肉質で、表面は濃い緑色、裏面は紫色を帯びる。
開花時期は7月から10月くらいである。
花は黄橙色で、筒状花のみからなる頭花である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Gynura はギリシャ語の「gyne(雌しべ)+oura(尾)」からきている。筒状花が尻尾のように見えることから名づけられた。
種小名の bicolor は「二色の」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Gynura bicolor


★まだこれは見たこともない食べてない
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花・ガーデニング
by ryudesuyo | 2013-07-13 12:09 | キク科
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