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毛鴨の嘴(ケカモノハシ)

毛鴨の嘴(ケカモノハシ)_d0059226_11355156.jpg

毛鴨の嘴(ケカモノハシ)はイネ科カモノハシ属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、海岸の砂浜などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
草丈は80センチくらいになる。
葉は線形で、互い違いに生える(互生)。
葉や茎の節には白い短い毛が生える。
近縁種の鴨の嘴(カモノハシ)は湿地に生え、毛は生えない。
開花時期は7~9月くらいである。
茎先に円柱状の花序をつける。
和名の由来は、穂が「鴨の嘴」に似ていることからきている。
属名の Ischaemum はギリシャ語の「ischaimos(止血)」からきている。
種小名の anthephoroides は「(イネ科の)アンテフォラ属(Anthephora)に似た」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Ischaemum anthephoroides


★凝った名をもらったものだ鴨の嘴
 砂浜に咲く姿をいつか

毛鴨の嘴(ケカモノハシ)_d0059226_11362219.jpg


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花・ガーデニング
by ryudesuyo | 2013-08-07 11:38 | イネ科
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