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八丈寒萓(ハチジョウカンスゲ)

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八丈寒萓(ハチジョウカンスゲ)はカヤツリグサ科スゲ属の常緑多年草である。
伊豆諸島の八丈島と御蔵島にのみ分布し、林の中や草地に生える。
環境省のレッドデータブック(2000)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されていた。
環境省のレッドリスト(2007)では指定からはずれた。
草丈は20~40センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
葉の幅は5~10ミリくらいと比較的広く、硬いのが特徴である。
開花時期は1~4月である。
雌雄同株である。
雄花は上のほうについてふくらみがあり、雌花は下のほうにつき細長い。
花の後にできる実は小堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
属名の Carex はギリシャ語の「keirein(切る)」からきている。葉が鋭いことから名づけられた。
種小名の hachijoensis は「八丈島の」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Carex hachijoensis


★限られた土地を根城に生い茂る
 草と知らされ腕組みをして

八丈寒萓(ハチジョウカンスゲ)_d0059226_15155357.jpg


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花・ガーデニング
by ryudesuyo | 2014-03-18 15:26 | カヤツリグサ科
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