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野紺菊(ノコンギク)

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野紺菊(ノコンギク)はキク科シオン属の多年草である。
本州から九州にかけて分布し、山野に自生する。
名の由来は、野にある紺色の菊というところからきている。
園芸品種の紺菊(コンギク)の原種でもある。
古い時代に舌状花の青紫色が濃いものを選抜して栽培し、根分けで植え継いだものと思われる。
近縁種の嫁菜(ヨメナ)や関東嫁菜(カントウヨメナ)と比べると、野紺菊(ノコンギク)のほうが花が固まってつき、葉がざらついている。
草丈は50~100センチくらいになる。
葉は長楕円形でまばらな鋸歯があり、ざらつく。
開花時期は8~11月である。
俳句の季語は秋である。
写真は10月に箱根湿性花園で撮った。
学名:Aster ageratoides var. ovatus

★野にありて紫秘めて咲き乱る
 乙女に求む夢托されて
by ryudesuyo | 2005-12-06 18:49 | キク科
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