紅葉傘(モミジガサ)はキク科コウモリソウ属の多年草である。
北海道の南部から九州にかけて分布し、山中の林地に生える。
草丈は50~100センチくらいになる。
葉は柄が長く、掌状に5~7裂する。
その形が紅葉に似ていて、若葉はコウモリガサをつぼめたような格好に見えることが名の由来である。
開花時期は8~9月である。
茎の先に細い円錐花序をつくり、白い頭花をつける。
別名をシドケとも言い、若い芽は山菜として食用にされる。
写真は9月に目黒自然教育園で撮った。
学名:Cacalia delphiniifolia
★貰いたる名は美しき紅葉傘
花の姿は見劣りしても