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筑紫唐松(ツクシカラマツ)

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筑紫唐松(ツクシカラマツ)はキンポウゲ科カラマツソウ属の多年草である。
「筑紫」の名があるので九州原産のように見えるが、素性は不明であるという。
半人為的交雑種と推定される。
匍匐性があることと、種子をつけないことが特徴である。
漢字では「秋落葉松」とも書く。
草丈が5~15センチくらいと低いので、鉢植えやロックガーデンに用いられる。
2回3出複葉といって、3枚の小葉のついた小枝が3つずつで1つの葉を構成する。
小葉は楕円状で、先は浅く3つに裂ける。
先は丸みがある。
開花時期は6~8月である。
茎先で枝分かれした先に、淡い桃紫色の小さな花をつける。
花びらのように見えるのは雄しべである。
花弁状の萼は開花と同時に落下する。
写真は7月に日光植物園で撮った。
学名:Thalictrum kiusianum(=Thalictrum filamentosum var. kiusianum)

★地を這ってピンクの小花咲き散らす
 筑紫唐松どこか可愛く
筑紫唐松(ツクシカラマツ)_d0059226_10222971.jpg

by ryudesuyo | 2006-08-14 10:22 | キンポウゲ科
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