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峠蕗(トウゲブキ)

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峠蕗(トウゲブキ)はキク科メタカラコウ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山帯のやや湿った明るめの草地などに生える。
海外では、サハリンにも分布する。
名の由来は、峠に咲く蕗というところからきている。
蝦夷宝香(エゾタカラコウ)の別名がある。
草丈は30~80センチくらいである。
葉は厚くて艶があり蕗(フキ)の葉によく似ている。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7~8月である。
茎先に黄色い頭花をいくつかつける。
頭花の柄には大きな苞葉がある。
写真は8月に岩手県の八幡平で撮った。
学名:Ligularia hodgsonii

★すっくりと背筋伸ばして峠蕗
 華麗に咲けば風も爽やか
峠蕗(トウゲブキ)_d0059226_633867.jpg

by ryudesuyo | 2006-10-19 06:33 | キク科
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