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老鴉柿(ロウヤガキ)

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老鴉柿(ロウヤガキ)はカキノキ科カキノキ属の落葉小高木である。
原産地は中国中部の浙江省、江蘇省などである。
日本へ渡来したのは遅く、第二次世界大戦中に京都府立植物園の園長が持ち帰ったとされる。
盆栽、鉢植え、庭木などに用いられている。
樹高は2~3メートルである。
葉は丸味を帯びた菱形である。
開花時期は3~4月である。
雌雄異株である。
結実させるためには雄株と交配させなければならない。
実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、長さが3~5センチと小さく、先の尖った楕円形状をしている。
熟すと橙色に色づくが渋柿である。
実の鑑賞期は10~11月である。
写真は11月中旬に小石川植物園で撮った。
学名:Diospyros rhombifolia

★盆栽の好きな人にはたまらない
 老鴉柿の実渋い渋いよ
老鴉柿(ロウヤガキ)_d0059226_6162310.jpg

by ryudesuyo | 2006-12-14 06:16 | カキノキ科
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