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大葉黄菫(オオバキスミレ)

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大葉黄菫(オオバキスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
日本特産種である。
北海道から本州の中国地方にかけて主に日本海岸の多雪地帯に分布し、山地の林の中や湿った草地などに生える。
名の由来は、他の菫(スミレ)に比べて葉が大きく、黄花を咲かすところからきている。
草丈は10~30センチくらいである。
葉は大形の心形で、互い違いに生える(互生)。
葉には艶があり、葉脈がはっきりしている。
開花時期は4~5月である。
葉の緑と花の黄色のコントラストが美しい。
唇弁には紫色の筋が入る。
距はほとんど目立たない。
俳句では「菫」「花菫」「菫野」などが春の季語である。
写真は5月に箱根湿性花園で撮った。
学名: Viola brevistipulata

★早春の野に花開き美しき
 大葉黄菫大和の心
大葉黄菫(オオバキスミレ)_d0059226_6315427.jpg

by ryudesuyo | 2007-01-30 06:32 | スミレ科
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