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尾長寒葵(オナガカンアオイ)

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尾長寒葵(オナガカンアオイ)はウマノスズクサ科カンアオイ属の常緑多年草である。
宮崎県の固有種で、照葉樹の林の中に生える。
かつては1000株以上あったものが、乱獲によって危機に瀕している。
環境省のレッドデータブックでは、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧ⅠA類(CR)に登録されている。
草丈は5~10センチくらいである。
葉は長さ10センチくらいの卵形である。
葉には長い柄があり、つけ根の部分は心形である。
葉の表面には雲のような形の紋がある。
開花時期は5月である。
特徴は萼片の先が伸びて、長いものでは15センチにもなることである。
写真は5月につくば植物園で撮った。
開花前のもののようなので、また撮りに出かけたい。
学名:Heterotropa minamitaniana


★素晴らしい咲いた姿を目に刻み
 そして残そうみんなのために

尾長寒葵(オナガカンアオイ)_d0059226_753380.jpg

花の本屋さん
by ryudesuyo | 2007-05-12 07:07 | ウマノスズクサ科
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