ヘミグラフィス・レパンダはキツネノマゴ科ヒロハサギゴケ属(ヘミグラフィス属)の常緑多年草である。
ヘミグラフィス属は熱帯アジアを中心に60種くらいが分布する。
本種の原産地はマレーシアである。
草丈は10~20センチくらいである。
茎は横に這うようにして伸び、50~70センチくらいの長さになる。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は薄く、縁にはぎざぎざ(鋸歯)があって波打つ。
葉の表面は灰緑色で赤紫色を帯び、裏面は紫色である。
開花時期は周年である。
小さな白い花で、花冠は5つに深く裂ける。
一日花である。
日本ではハンギング仕立てで観葉植物として楽しまれたりするが、熱帯地域ではグランドカバーや下草として利用される。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の温室で撮った。
学名:Hemigraphis repanda
★目立たない小さな白い花だけど
次々咲かす一日の命
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