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岸躑躅(キシツツジ)

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岸躑躅(キシツツジ)はツツジ科ツツジ属の半落葉低木である。
本州の岡山県・島根県から西と四国、九州に分布し、川岸の岩場に生える。
黐躑躅(モチツツジ)の近縁種で、よく似た性質をもつ。
樹高は1メートルに満たない。
葉は細長い披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉は黐躑躅(モチツツジ)よりも細い。
葉の柄や若い枝には毛が多く粘つく。
開花時期は4~5月である。
枝先に淡い紅紫色の花を1~3輪つける。
花冠は5つに深く裂け、上側の3枚の裂片には濃い紅紫色の斑が入る。
雄しべが10本なのも区別点である。
名の由来は、川岸に生えることからきている。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Rhododendron ripense


★好きなのは自然の川と岸躑躅
 水の流れを友に育って
岸躑躅(キシツツジ)_d0059226_1982116.jpg

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by ryudesuyo | 2008-04-23 19:09 | ツツジ科
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