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斑入り黐躑躅(フイリモチツツジ)

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斑入り黐躑躅(フイリモチツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
黐躑躅(モチツツジ)の園芸品種である。
特徴は、葉に黄色の斑が入っていることである。
黐躑躅(モチツツジ)は本州の伊豆半島から岡山県にかけての太平洋側と四国に分布し、低山や丘陵地の林の縁などに生える。
樹高は1~2メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉も枝も花も毛深く、触るとねばねばとひっついてくる。
名の由来は、鳥餅のように粘ることからきている。
開花時期は4~5月である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
花径5~6センチくらいの淡い紅紫色をした漏斗状の花をつける。
花冠は5つに深く裂け、上部の裂片の内側には濃い紅色の斑が入る。
雄しべは5本である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron macrosepalum cv. Variegatum


★花咲けば葉っぱの色と相俟って
 それは見事な姿現し
斑入り黐躑躅(フイリモチツツジ)_d0059226_7412839.jpg

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by ryudesuyo | 2008-05-18 07:43 | ツツジ科
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