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白山石楠花(ハクサンシャクナゲ)

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白山石楠花(ハクサンシャクナゲ)はツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
北海道から本州の中部地方にかけてと四国の石鎚山などに分布し、亜高山帯の針葉樹林などに生える。
海外では、朝鮮半島の北部にも分布する。
名の由来は、白山に多い「石楠花」というところからきている。
樹高は30センチ~3メートルくらいである。
枝は太く円柱状をしている。
葉は細長い楕円形で、長さは5~15センチ、幅は2~5センチくらいである。
厚みがあって質も硬い。
表面は光沢があるが、裏面には褐色の細かい毛が密生している。
葉の周りはぎざぎざのない全縁で、裏面に巻き込んでいるのが特徴である。
葉の根元は円形ないし浅い心形で、近縁種の東石楠花(アズマシャクナゲ)と見分けるポイントになる。
開花時期は6~7月である。
枝先に漏斗形をした花径3~4センチの花を5~20個集まってつける。
蕾のころは濃いピンク色だが、次第に色は薄くなり、開花するころには白ないし淡い紅色となる。
花びらの内側には黄緑色の斑点がある。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Rhododendron brachycarpum


★花びらのぶつぶつ模様気にかかる
 白山石楠花個性を見せて

白山石楠花(ハクサンシャクナゲ)_d0059226_6361997.jpg

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by ryudesuyo | 2008-06-06 06:37 | ツツジ科
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