姫洞庭藍(ヒメトウテイラン)はゴマノハグサ科クワガタソウ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
学名のベロニカ・インカーナで表示する場合もある。
草丈は40センチくらいである。
全草に白い毛が生えていて、灰白色をしている。
茎は地を這って横に広がる。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~7月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、濃い青紫色の花を穂状につける。
近縁種の洞庭藍(トウテイラン)よりも小形というのが名の由来である。
「洞庭藍」の名は、花色を中国の湖南省にある洞庭湖の水の色に譬えたものである。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Veronica incana
★背は低く白い綿毛で身を覆い
咲かせる花の色合い深く
花図鑑
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