瑠璃柳(ルリヤナギ)はナス科ナス属の常緑低木である。
原産地は南アメリカである。
日本へは江戸時代に琉球を経由して渡来した。
ここから琉球柳(リュウキュウヤナギ)の別名もある。
いずれも葉が柳に似ていることからつけられた名である。
日本各地で観賞用に植えられている。
樹高は1~2メートルである。
地下茎で増える。
葉は長い披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉は白っぽい緑色をしている。
開花時期は7~9月である。
葉の脇から集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、紫色の小さな花をつける。
花冠は鐘状で先が5つに裂ける。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Solanum glaucophyllum
★俯いた花は優しい瑠璃柳
南の地から伝わり来たる
花図鑑
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