爪紅アナナス(ツマベニアナナス)はパイナップル科ネオレゲリア属の多年草である。
葉先が丸くて紅色になるのが特徴で、それが和名の由来になっている。
この場合のアナナスは、パイナップル科の植物で観賞価値のあるものの総称である。
英名はフィンガーネイルプラント(fingernail plant)である。
原産地はブラジルである。
根際から生える葉は長さ30~40センチ、幅4~5センチの線形で輪生する。
葉の表面は暗い緑色で茶色がかっており、葉先は紅色になる。
葉の裏面は赤紫色で灰白色の横縞が入る。
葉の質は革質で、縁には棘がある。
開花時期は6~9月くらいである。
花茎は伸びず、葉の中に花が咲く。
葉のつけ根のほうが淡い赤紫色になり、葉筒の中に剣山のような赤い蕾がたくさんつく。
花は淡い青紫色で小さい。
写真は6月に川口市立グリーンセンターの温室で撮った。
学名:Neoregelia spectabilis
★爪先にマニキュア塗っているような
葉が面白いピエロのようで
花図鑑
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