黄水仙(キズイセン)はヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
原産地は南ヨーロッパである。
日本へは江戸時代の後期に渡来した。
草丈は30~45センチくらいである。
根際から生える葉は線形で、細くて丸い。
開花時期は3~4月である。
葉の間から出る花茎は中空で、先に数輪の黄色い花をつける。
花被片も副冠も黄色い。
喇叭水仙(ラッパズイセン)は副冠が長いが、黄水仙(キズイセン)のほうは短い。
日本水仙(ニホンズイセン)と同じ房咲き系である。
俳句の季語は春である。
上の写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
下の写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Narcissus jonquilla
★黄水仙立てた花茎横に振り
嫌よ嫌よと風と戯れ
花図鑑
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