御車返し(ミクルマガエシ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
古くから知られる桜で、オオシマザクラ系の里桜である。
名の由来は、一重か八重かでもめて、確かめようと牛車を引き返したという伝説から出ている。
別名を桐ヶ谷(キリガヤ)という。
これは、鎌倉の桐ヶ谷にあったからということでつけられた名である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には芒状(先が針のような)のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月中旬である。
葉の展開と同時期に花をつける。
花径は3~4センチある大輪で、花の色は淡い紅色である。
花弁数は5枚のものと6~7枚のものが交じる。
写真は4月に神代植物公園で撮った。
学名:Prunus lannesiana cv. Mikurumagaeshi
★その由来聞けば何やら面白く
嘘か真かいやまあいいか
花図鑑
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