2012年 06月 02日 ( 1 )

アポイ東菊(アポイアズマギク)

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アポイ東菊(アポイアズマギク)はキク科ムカシヨモギ属の多年草である。
北海道固有種である。
日高山系アポイ岳、夕張山系崕山、天塩山系パンケ山などに分布し、高山の礫地や草地に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
深山東菊(ミヤマアズマギク)の狭葉型変種とされている。
深山東菊(ミヤマアズマギク)と比べると、葉がより細いことが異なる。
蛇紋岩地に適応できるように変化したものである。
また、アポイ東菊(アポイアズマギク)は花の色も白いものが多い。
草丈は10~15センチくらいである。
花茎は暗い紫色を帯びる。
根際から生えるへら形の葉は、幅が狭く毛が少ない。
開花時期は5~7月である。
茎先に花径25ミリから30ミリくらいの花(頭花)を1輪ずつつける。
花の周りにつく舌状花は普通は白いが、赤紫色を帯びるものもある。
また、咲き終わりには赤味を帯びる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Erigeron はギリシャ語の「eri(早い)+geron(老人)」からきている。元々はノボロギクにつけられた名で、灰白色の軟毛におおわれ、早く花が咲くという意味である。
種小名の thunbergii はスウェーデンの植物学者で日本の植物を研究した「ツンベルク(C. P. Thunberg)さんの」という意味である。
亜種名の glabratus は「やや滑らかな」という意味である。
変種名の angustifolius は「細葉の」という意味である。
写真は10月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Erigeron thumbergii ssp. glabratus var. angustifolius


★この岩に負けるものかとへばりつき
 咲かせた花は白く輝き
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by ryudesuyo | 2012-06-02 10:58 | キク科