カテゴリ:ホングウシダ科( 2 )

孔雀羊歯(クジャクシダ)

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孔雀羊歯(クジャクシダ)はホウライシダ科ホウライシダ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地の林の縁に生える夏緑性のシダ植物である。
海外では、サハリン、カムチャツカ、シベリア、朝鮮半島、中国、ヒマラヤ、インド、カナダ、アメリカ合衆国などにも分布する。
別名を孔雀草(クジャクソウ)という。
和名の由来は、葉の様子を孔雀が羽を広げた様子にたとえたものである。
草丈は40~60センチくらいである。
葉は羽状複葉である。
手のひら状に枝分かれして横に広がり、鳥足状になる。
葉柄は黒褐色で艶がある。
緑色の小葉とのコントラストが美しい。
胞子嚢群は小葉の表面の縁に並ぶ。
属名の Adiantum はギリシャ語の「a(無)+dianotos(濡れる)」からきている。雨を弾いて濡れない葉ということから名づけられた。
種小名の pedatum は「鳥足状の」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Adiantum pedatum

★颯爽と羽根を広げて孔雀羊歯
 手招かれぬかとこわごわ覗く

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by ryudesuyo | 2014-01-04 16:56 | ホングウシダ科 | Trackback | Comments(0)

小人洞忍(コビトホラシノブ)

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小人洞忍(コビトホラシノブ)はホングウシダ科ホラシノブ属の常緑性多年草である。
鹿児島県の奄美大島固有種で、川沿いの岩上に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
根茎は匍匐する。
葉身は卵形ないし長卵形で、羽状複葉である。
細かく裂けた葉先が丸いのが特徴である。
和名の由来は、小型で洞窟に生える忍という意味だが、実際には山野に生える。
既知の群落は砕石のため消失し、絶滅した可能性もあると懸念されている。
属名の Sphenomeris はギリシャ語の「spheno(楔)+meris(部分)」からきている。小羽片が楔形になることから名づけられた。
種小名の minutula は「だいぶ小さい」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Sphenomeris minutula


★限られた土地に根づいた洞忍
 小人のように小さく育ち
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by ryudesuyo | 2012-10-22 12:53 | ホングウシダ科 | Trackback | Comments(0)