カテゴリ:クロウメモドキ科( 2 )

猫の乳(ネコノチチ)

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猫の乳(ネコノチチ)はクロウメモドキ科ネコノチチ属の落葉小高木である。
本州の神奈川県から九州にかけて分布し、山地の林の中に生える。
庭木としても植えられる。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布している。
和名の由来は、実の形を猫の乳にたとえたものである。
樹高は5~8メートルくらいである。
樹皮は暗い褐色で縦に波状の縞模様がある。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尾のように尖り、縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面は緑色でやや艶があり、裏面は淡い緑色である。
開花時期は5~6月である。
葉の脇に小さな黄緑色の花をいくつかつける。
花は一度には開かず、蕾や開いたものが混じる。
花の後にできる実は長い楕円形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、夏から秋にかけて緑色から黄色、紅色と変化し、10月ころに黒紫色に熟する。
材は、床柱や器具材として使われる。
属名の Rhamnella は属名の「Rhamnus(クロウメモドキ属)」の縮小形である。
種小名の franguloides は「イソノキ属(Frangula)に似た」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhamnella franguloides



★目立たない花と言わずに待っていて
 面白い実を楽しみにして

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by ryudesuyo | 2014-06-24 09:09 | クロウメモドキ科

玄圃梨(ケンポナシ)

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玄圃梨(ケンポナシ)はクロウメモドキ科ケンポナシ属の落葉高木である。
北海道の一部(奥尻島)から九州にかけて分布し、山地の斜面や沢沿いなどに生える。
また、神社仏閣などに植えられる。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は15~20メートルくらいになる。
枝が長く伸び、樹冠が広がる。
樹皮は暗灰褐色で、浅い縦の溝がある。
葉は幅広い卵形で柄があり、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~7月である。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、小さな淡い緑色をした5弁花をつける。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
11月ころに黒褐色に熟し、生食される。
また、秋には黄葉をする。
アルコール濃度を低減させる効果があるということでも注目されている。
材は楽器材、器具材、彫刻材などに用いられる。
属名の Hovenia は江戸時代に日本にも住んだオランダの宣教師「ホーフェン(David v. d. Hoven, 1724-1787)さん」の名からきている。
種小名の dulcis は「甘味のある」という意味である。
写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Hovenia dulcis


★鬱蒼と茂るがごとく枝広げ
 玄圃梨咲く緑の季節
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by ryudesuyo | 2012-11-12 09:38 | クロウメモドキ科