カテゴリ:ヒカゲノカズラ科( 4 )

百足葛(ムカデカズラ)

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百足葛(ムカデカズラ)はヒカゲノカズラ科コスギラン属(フペルジア属)の多年草である。
フペルジア属は世界に400種くらい分布するシダ類である。
日本にも小杉蘭(コスギラン)などが分布し、属名の和名はコスギラン属という。
本種の原産地は台湾、東南アジア、南太平洋、オーストラリア、アフリカなどで、湿り気のある樹木や岩の上に育つ着生植物である。
別名を南洋杉葛(ナンヨウスギカズラ)という。
また、学名のフペルジア・スクアロサで表示されることもある。
なお、同属は最近までヒカゲノカズラ属(リコポディウム属)に含まれていた。
そのため、リコポディウム・スクアロスムの名で表示されることもある。
草丈は30~180センチくらいである。
先端で数回枝分かれをする。
葉は黄緑色で硬く、ブラシ状になる。
属名の Huperzia はドイツ人の植物学者「フペル(Johann Peter Huperz, 1771-1816)さん」の名からきている。
種小名の squarrosa は「開出した突起などで表面が平坦でない」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Huperzia squarrosa(syn. Lycopodium squarrosum)


★百足とは気の毒な名をもらったね
 細い葉っぱが可愛いのにね

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by ryudesuyo | 2014-10-14 15:31 | ヒカゲノカズラ科

万年杉(マンネンスギ)

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万年杉(マンネンスギ)はヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、やや湿った林の中に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、ロシア東部、北アメリカに広く分布する。
ヒカゲノカズラの仲間は3億年くらい前の石炭紀に栄え、高さ10メートルくらいの鱗木(リンボク)という植物が広大な森林を形成していたという。
石炭はこの植物が炭化したものである。
草丈は10~30センチくらいである。
茎は地中を這って伸び、直立する茎を地上に出す。
茎の上部はよく枝分かれをし、樹木状になる。
「杉」の葉に似た細い葉を密生する。
属名の Lycopodium はギリシャ語の「lycos(オオカミ)+podion(足)」からきている。鱗片状の葉が密生した茎が狼の足に似ていることから名づけられた。
種小名の dendroideum は「樹木に似た」という意味である。
写真は8月に仙台市野草園で撮った。
学名:Lycopodium dendroideum(syn. Lycopodium obscurum)


★生き残り太古のロマンひっそりと
 今に伝える万年杉は

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by ryudesuyo | 2013-08-28 14:44 | ヒカゲノカズラ科

日陰の葛(ヒカゲノカズラ)

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日陰の葛(ヒカゲノカズラ)はヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の日当たりのよい場所に生える常緑シダ類である。
海外では、北半球の温帯、熱帯の高山などに広く分布する。
名は「日陰」だが、日当たりのよい場所を好む。
草丈は10センチくらいである。
茎は枝分かれをして所々で根を張りながら伸び、1~3メートルくらいになる。
棘状の葉をつけるが、これは「小葉」と呼ばれる特殊なもので、普通の植物がつける葉とは起源が異なるという。
茎から直立した枝先に胞子嚢をつけ、胞子を出す。
胞子は石松子(せきしょうし)と呼ばれ、湿気を吸わないので丸薬の衣に用いたりする。
また、葉はドライフラワーや料理の添え物として利用される。
「古事記」の天岩屋戸(アマノイワヤト)にもこの植物は登場する。
天照大神が天岩屋戸に隠れたとき、天宇受売命(アメノウズメノミコト)が日陰葛(ヒカゲノカズラ)を冠にして踊り、慰めたという。
属名の Lycopodium はギリシャ語の「lycos(オオカミ)+podion(足)」からきている。鱗片状の葉が密生した茎が狼の足に似ていることから名づけられた。
種小名の clavatum は「棍棒状の」という意味である。
写真は8月に日光植物園で撮った。
学名:Lycopodium clavatum


★緑葉の瑞々しさの冴え渡る
 日陰葛は歴史を秘めて

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by ryudesuyo | 2013-08-26 15:02 | ヒカゲノカズラ科

瓔珞檜葉(ヨウラクヒバ)

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瓔珞檜葉(ヨウラクヒバ)はヒカゲノカズラ科コスギラン属(ヒカゲノカズラ属)の多年草である。
鹿児島県から沖縄県にかけて分布し、沢沿いの樹の幹や岩に着生するシダ植物である。
海外では、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、オーストラリア、南太平洋の熱帯、亜熱帯地域に広く分布する。
環境省のレッドデータブックでは、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
「瓔珞」は釣鐘形をした仏具の飾りのことである。
先が二股に分かれて垂れ下がる様子をたとえたものである。
草丈は20~80センチくらいである。
胞子嚢(胞子をつくる場所)は葉の下部に紐のようにぶら下がってつく。
属名の Huperzia はドイツ人の植物学者「フペル(Johann Peter Huperz, 1771-1816)さん」の名からきている。
種小名の phlegmaria はギリシャ語の「phlegma(炎)+oura(尾)」からきている。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Huperzia phlegmaria(syn. Lycopodium phlegmaria)


★垂れ下がる姿がどこか面白い
 瓔珞檜葉は南国のシダ

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by ryudesuyo | 2013-08-25 13:33 | ヒカゲノカズラ科