カテゴリ:ヒノキ科( 5 )

杉(スギ)

d0059226_17122719.jpg

杉(スギ)はヒノキ科スギ属の常緑高木である。
分類の仕方によっては(新エングラー体系などでは)スギ科とする場合もある。
APG体系ではヒノキ科に移行している。
日本固有種である。
本州の青森県から屋久島にかけて分布する針葉樹である。
また、各地に広く植林されている。
ただし、中国の南部に自生するものを同一種とする見解もある。
和名の由来は、真っ直ぐな木(直木:すき)からきているという。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 2.3, 1994)では準絶滅危惧(NT)に指定されている。
樹高は30メートルから40メートルくらいである。
樹形は円錐形である。
樹皮は褐色で、成長したものは縦に裂ける。
葉は針状である。
雌雄同株で、開花時期は2月から4月くらいである。
雄花は黄褐色で米粒のような楕円形をしており、枝先に群生する。
雌花は緑色のほぼ球形で鱗片が密着する。
風媒花で多量の花粉を飛ばし、開花時期には花粉症の原因となる。
花の後にできる実は球果である。
樹脂は生薬で杉脂(さんし)といい、消炎作用がある。
材は建築材、家具材、彫刻材などに広く用いられている。
属名の Cryptomeria はギリシャ語の「cryptos(隠れた)+meris(部分)」からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
上の写真は11月に川口市立グリーンセンターで撮った。
下の写真は7月に日光東照宮で撮った。
学名:Cryptomeria japonica


★いろいろな名前のついた杉がある
 時代を超えて日本各地に

d0059226_1713530.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル





花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2014-01-17 17:16 | ヒノキ科

メタセコイア

d0059226_16085202.jpg

メタセコイアはヒノキ科メタセコイア属の落葉高木である。
分類の仕方によってはスギ科とされる。
1属1種で、「生きた化石」と呼ばれる。
1939年に日本で化石が発見された。
その後、1945年に中国の四川省で現存することが確認された。
別名を曙杉(アケボノスギ)という。
針葉樹だが落葉をする。
樹高は20~30メートルになる。
樹形は円錐形である。
樹皮は茶色で、縦に裂ける。
葉は線形で、向かい合って生える(対生)。
複葉のように見える枝も向かい合って生える(対生)。
秋には赤茶色に紅葉した後、落葉する。
開花時期は2~3月である。
雌雄同株である。
葉の展開する前に雄花が枝から垂れ下がる。
雌花は緑色の鱗片葉が球形に集まったものである。
花の後にできる実は球果(マツカサ)である。
秋から冬にかけて結実し、たくさんの種子が地表に落ちる。
属名の Metasequoia はギリシャ語の「meta(後に)+Sequoia(ヒノキ科セコイア属)」からきている。後にセコイア属と区別したことから名づけられた。
種小名の glyptostroboides は「Glyptostrobus(ヒノキ科スイショウ属)に似た」という意味である。
写真は12月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Metasequoia glyptostroboides

★太古より命永らえ今にある
 メタセコイアの姿伸び伸び

d0059226_16091441.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



花・ガーデニング

[PR]
by ryudesuyo | 2013-12-04 16:12 | ヒノキ科

大島這い鼠(オオシマハイネズ)

d0059226_17391856.jpg

大島這い鼠(オオシマハイネズ)はヒノキ科ビャクシン属の常緑低木である。
分類の仕方によってはネズミサシ属とされる。
漢字では「大島這い杜松」とも書く。
日本固有変種である。
房総半島や東海地方、伊豆七島などに分布し、海岸に生える。
別名を浜這い鼠(ハマハイネズ)という。
分類上は奄美大島以南に分布する沖縄這い鼠(オキナワハイネズ)と同一とされるが、南西諸島以外に分布するものは大島這い鼠(オオシマハイネズ)として区別される。
針葉樹で、砂地を這って四方に広がる。
丈は2~4メートルくらいである。
葉は針形で長さ8~14ミリくらいで、3枚が輪生する。
雌雄異株である。
花は目立たない。
花の後にできる実は直径1センチくらいの球果(マツカサ)である。
属名の Juniperus はラテンの古名からきている。
種小名の conferta は「密生した」という意味である。
変種名の lutchuensis は「琉球の」という意味である。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Juniperus conferta var. lutchuensis(=Juniperus taxifolia var. maritima)

★地を這って広がる樹木多けれど
 これは這い鼠ヒノキ科と知り

d0059226_17400400.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



花・ガーデニング


[PR]
by ryudesuyo | 2013-12-02 17:41 | ヒノキ科

児の手柏(コノテガシワ)

d0059226_1365637.jpg

児の手柏(コノテガシワ)はヒノキ科コノテガシワ属の常緑高木である。
原産地は中国である。
日本へは江戸時代の中期に渡来した。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 2.3, 1994)では準絶滅危惧(NT)に指定されている。
和名の由来は、子どもが手を上げる様子に似ていることからきている。
樹高は10~20メートルくらいである。
ただし、いま庭木や公園木として植えられているものは、千手(センジュ:'Compacta')という矮性の園芸品種である。
こちらの樹高は1~5メートルくらいである。
枝は密に出て幹は直立する。
葉は鱗状で、密に向かい合って生える(対生)。
葉の表と裏ははっきりしない。
雌雄同株である。
開花時期は3~4月である。
雄花は茶褐色で楕円形をしている。
雌花は淡い紫色で球形である。
球果(マツカサ)は卵球形で、紫褐色に熟する。
属名の Platycladus はギリシャ語の「platys(広い)+klados(枝)」からきている。
種小名の orientalis は「東方の」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った「千手」である。
学名:Platycladus orientalis


★美しい樹形にほうと息を飲む
 コニファーらしい姿に惚れて

d0059226_137920.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2013-10-10 13:15 | ヒノキ科

椹(サワラ)

d0059226_15511497.jpg

椹(サワラ)はヒノキ科ヒノキ属の常緑高木である。
日本固有種である。
本州の岩手県から九州にかけて分布する針葉樹である。
見た目は檜(ヒノキ)とよく似ている。
和名の由来は、古語「爽らか(さわらか)」からきており、檜(ヒノキ)に比べてすっきりしているという意味でこう呼ばれたとされる。
材が柔らかいため柱などには用いられないが、水湿に強いので桶や柄杓の材料とされる。
樹高は30~40メートルである。
樹皮は紅褐色で縦に裂け目が入る。
葉は鱗状で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は本種のほうが尖る。
また、枝につく上下の葉の大きさが変わらない。
雌雄同株で、開花時期は4月である。
果期は9~10月で、球果である。
属名の Chamaecyparis はギリシャ語の「chamai(小さい)+kyparissos(イトスギ)」からきている。果実がイトスギより小さいので名づけられた。
種小名の pisifera は「エンドウ属(Pisum)をもった」という意味である。
写真は10月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Chamaecyparis pisifera


★片仮名で見れば魚と思うかな
 椹と檜よく似た木だよ

d0059226_15513297.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2013-10-09 15:53 | ヒノキ科