カテゴリ:アオイ科( 46 )

ハイビスカス

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ハイビスカスはアオイ科フヨウ属(ヒビスクス属)の低木の総称である。
ヒビスクス属は北半球の熱帯や温帯を中心に250種くらい分布する。
また、多くの園芸品種がある。
日本にも芙蓉(フヨウ)などが分布し、属名の和名はフヨウ属という。
ハイビスカスは属名を英語読みしたもので、ヒビスクス属の中でも熱帯・亜熱帯産のいくつかのものがこの名で呼ばれる。
このハイビスカスはマレーシアやスーダンでは国花とされている。
また、そこから3000種以上といわれる園芸品種が産まれている。(ハイビスカス図鑑参照)
これらの園芸品種は、主に3系統に分類される。
1つは、在来系(オールド系)と呼ばれるものである。
仏桑花(ブッソウゲ)やヨーロピアン系と呼ばれるものなどがこの系統に属する。
もう1つは、コーラル系と呼ばれるものである。
風鈴仏桑花(フウリンブッソウゲ)が交配親となっているグループである。
3番目が、ハワイアン系である。
ハワイで交配された大輪種で、鑑賞価値が高く数も多い。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は楕円形で互い違いに生える(互生)。
手のひら状に裂けるものもあり、葉の縁もぎざぎざ(鋸歯)があるものとないものがある。
日本での開花時期6月から9月くらいだが、暖地では周年開花をする。
大きくて幅の広い漏斗状の5弁花で、筒状に合着した雄しべが突き出ている。
花径は5センチから20センチくらいである。
花言葉は「繊細な美」である。
8月10日の誕生花である。
園芸品種の花の色は赤、白、ピンク、黄色、オレンジ色などのものがある。
属名の Hibiscus はギリシャ語由来で「Hibis(エジプトの女神)」の名からきているとの説があり、大形のゼニアオイ属につけられた名である。
写真は7月に北大植物園で撮ったピンクバタフライという園芸品種である。
学名:Hibiscus spp.


★南国の風を伝えて花揺れる
 ハイビスカスは陽射しの中に

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by ryudesuyo | 2016-08-10 10:48 | アオイ科 | Trackback | Comments(0)

麝香葵(ジャコウアオイ)

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麝香葵(ジャコウアオイ)はアオイ科ゼニアオイ属(マルバ属)の多年草である。
マルバ属はアジア、ヨーロッパ、アフリカなどに30種くらいが分布する。
代表種は銭葵(ゼニアオイ)で、属名の和名をゼニアオイ属という。
本種の原産地はヨーロッパである。
英名はムスクマロウ(musk mallow)という。
麝香の香りのするゼニアオイ属の植物という意味である。
和名も同様の意味からつけられている。
日本へは明治時代に観賞用として渡来した。
庭植えや鉢植えにされているが、逸出したものが稀ではあるが全国的に野生化している。
たとえば北海道のブルーリストではA3ランク(北海道に定着しており、生態系等への影響が報告または懸念されている外来種)に選定されている。
草丈は50センチから70センチくらいである。
茎は直立をする。
葉は円形で切れ込みがあり、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から8月くらいである。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅色や白の5弁花をつける。
花径は4センチくらいである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全草に麝香の香りがする。
花言葉は「柔和」である。
属名の Malva はラテン古名でギリシャ語の「malache(軟らかくする)」からきている。この属の植物の1種が持つ粘液に緩和剤の働きがあることから名づけられた。
種小名の moschata は「麝香の香りのする」という意味である。
写真は7月に帯広市の紫竹ガーデンで撮った。
学名:Malva moschata


★似たような花の形は多いけど
 強い個性だ麝香の香り

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by ryudesuyo | 2016-06-20 15:00 | アオイ科 | Trackback | Comments(0)

大浜朴(オオハマボウ)

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大浜朴(オオハマボウ)はアオイ科フヨウ属(ヒビスクス属)の常緑高木である。
ヒビスクス属は北半球の熱帯や温帯を中心に250種くらい分布する。
また、多くの園芸品種がある。
日本にも芙蓉(フヨウ)などが分布し、属名の和名はフヨウ属という。
本種は日本では種子島以南と小笠原諸島に分布し、マングローブ林や砂浜の後背地など海岸近くに生える。
また、街路樹や公園樹とされる。
海外では、熱帯・亜熱帯地域に広く分布する。
和名の由来は、近縁種の浜朴(ハマボウ)に似て大形であることからきている。
なお、浜朴(ハマボウ)の名は、浜辺に生える朴の木(ホオノキ)からきている。
樹高は4メートルから12メートルくらいである。
葉は円形ないし心臓形で、互い違いに生える(互生)。
葉の長さは10センチから15センチくらいあり、大形である。
葉の質は分厚い。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はなく、先は鋭く尖る。
葉の表面は滑らかで艶があり、裏面には星状毛(放射状に伸びる毛)が密生して灰白色となる。
開花時期は5月から9月くらいと、12月から2月くらいである。
花径9センチくらいの鐘形をした5弁花である。
花びらの色は黄色で、つけ根のほうは暗い紅色をしている。
雄しべはたくさんあり、雌しべの花柱は5つに裂ける。
朝開いて夕方には咲き終わる一日花だが、株全体では次々と花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hibiscus はギリシャ語由来で「Hibis(エジプトの女神)」の名からきているとの説があり、大形のゼニアオイ属につけられた名である。
種小名の tiliaceus は「シナノキ属(Tilia)のような」という意味である。
写真は2月に名護市の喜瀬地区で撮った。
学名:Hibiscus tiliaceus


★朝だからまりないのかな開き方
 大きいけれど恥ずかしそうに

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by ryudesuyo | 2015-02-09 09:44 | アオイ科 | Trackback | Comments(0)

綿(ワタ)ドワーフ・コットン

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綿(ワタ)ドワーフ・コットンはアオイ科ワタ属の多年草である。
木立綿(キダチワタ)系の園芸品種で、(株)サカタのタネから発売されている。
草丈20~25センチで咲き始める矮性品種である。
園芸上は一年草として扱われる。
原産地はインド、パキスタンである。
草丈は20~60センチくらいである。
開花時期は8~10月である。
花径4センチくらいの黄色い5弁花で、花の真ん中が赤褐色をしている。
花は一日花である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
ひと月くらいで熟して裂開し、白い綿毛が露出する。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Gossypium cv. Dwarf Cotton


★綿だって園芸用になるんだよ
 ドワーフの名もどこか可愛く

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by ryudesuyo | 2009-10-09 06:04 | アオイ科 | Trackback | Comments(0)

木立綿(キダチワタ)

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木立綿(キダチワタ)はアオイ科ワタ属の多年草である。
原産地はインドである。
インド綿(インドワタ)として表示するものもある。
草丈は60~120センチくらいである。
葉は手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8~10月である。
花径4センチくらいの黄色い5弁花をつける。
花は一日花である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
熟すると裂開し、白い綿毛が露出する。
綿毛は脱脂綿の製造原料となる。
種子から得られる綿実油は、食用油、マーガリン、ローソク、石鹸などに利用される。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Gossypium arboreum


★いろいろな使い道ある木立綿
 花美しく実もまた楽し

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by ryudesuyo | 2009-10-08 06:09 | アオイ科 | Trackback | Comments(0)

海島綿(カイトウメン)

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海島綿(カイトウメン)はアオイ科ワタ属一年草である。
「海島綿」と書いて「ウミシマワタ」と読ませるものもある。
別名をシーアイランドワタともいう。
原産地は南アメリカのペルーである。
高温多湿の地域に適しており、西インド諸島やブラジルなどの熱帯地域で栽培されている。
綿毛が長く、高級品として扱われている。
草丈は60~120センチくらいである。
葉は手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8~10月である。
花は黄色い5弁花である。
花冠の真ん中は暗赤色をしている。
実は卵形で、熟すと裂けて開き、長い綿毛のある種子を出す。
写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Gossypium barbadense


★煌きはカリブの海にお似合いか
 海島綿の花愛らしく

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by ryudesuyo | 2009-10-07 05:54 | アオイ科 | Trackback | Comments(0)

陸地綿(リクチメン)

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陸地綿(リクチメン)はアオイ科ワタ属の一年草である。
世界の綿栽培の主力となっている品種である。
紀元前3000年ころのペルーの遺跡から見つかっているという中央アメリカ起源の綿の改良品種である。
特徴は綿毛が長くて細く、製糸用としても紡織用としても優れているということである。
従来は多年草であったものが18世紀に一年草に改良され、大規模栽培が促進された。
別名を帛綿(キヌワタ)という。
草丈は100~150センチくらいである。
茎のつけ根のほうは木質化する。
葉には長い柄があり、互い違いに生える(互生)。
葉は3つないし5つに裂け、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
花は葉の脇につき、淡い黄色の5弁花である。
一日花である。
萼片は5枚で、杯状である。
副萼が3つあって、これは実になっても残る。
実は直径3~5センチの卵形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、先が尖る。
割れると中から綿毛に包まれた種子が出る。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Gossypium hirsutum


★この花が世界の綿を支えると
 思えば不思議静かな姿

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by ryudesuyo | 2009-10-06 06:16 | アオイ科 | Trackback | Comments(0)

ヒビスクス・セントジョニアヌス

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ヒビスクス・セントジョニアヌスはアオイ科フヨウ属の常緑低木ないし小高木である。
ハワイのカウアイ島固有種で、同島北西部の標高150~890メートルの地域に生える。
ヒビスクス・コキオ(Hibiscus kokio)の亜種とする考え方もある。
樹高は3~7メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には艶がある。
開花時期は周年である。
花径5~7センチくらいのオレンジ色ないし黄色の花をつける。
花弁は5枚、萼片も5枚である。
雄しべはたくさんあり、花糸がつけ根の部分で合着して筒状になり突き出る。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Hibiscus saintjohnianus(=Hibiscus kokio subsp. saintjohnianus)


★カウアイの島に静かに咲くという
 きれいな花に思いを馳せて

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by ryudesuyo | 2009-10-05 06:08 | アオイ科 | Trackback | Comments(0)

先島芙蓉(サキシマフヨウ)

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先島芙蓉(サキシマフヨウ)はアオイ科フヨウ属(ヒビスクス属)の常緑低木である。
九州の南部から沖縄にかけて分布し、山野に生える。
海外では、台湾や中国にも分布する。
樹高は1~3メートルである。
葉は7~11センチの五角状円形ないし幅広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉は先のほうで浅く3つに裂ける。
開花時期は10~12月である。
花は白花のものと淡いピンクを帯びたものがある。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Hibiscus makinoi


★咲く花は小さいけれど野生ゆえ
 力強いよ先島芙蓉

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by ryudesuyo | 2009-10-04 07:50 | アオイ科 | Trackback | Comments(0)

ヒビスクス・ワイメアエ

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ヒビスクス・ワイメアエはアオイ科フヨウ属の常緑高木である。
原産地はハワイのカウアイ島である。
ワイメア渓谷の標高1000メートルくらいの地域に生える。
樹高は10~20メートルくらいである。
葉は幅の広い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉はざらつき、裏面には軟らかい毛が生える。
開花時期は6~10月くらいである。
花径が15~20センチくらいある白い5弁花を枝先近くにつける。
花にはよい香りがある。
ヒビスクス・アーノッティアヌスに似るが、葉がざらつくこと、ずい柱のつけ根の部分が白っぽいことなどが相違点である。
写真は10月に大阪市の「咲くやこの花館」で撮った。
学名:Hibisucus waimeae


★南国の奥山深く咲くという
 ハイビスカスは香り豊かに

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by ryudesuyo | 2009-01-01 09:18 | アオイ科 | Trackback | Comments(0)