カテゴリ:オミナエシ科( 4 )

千島金鈴花(チシマキンレイカ)

d0059226_5353555.jpg

千島金鈴花(チシマキンレイカ)はオミナエシ科オミナエシ属の多年草である。
北海道の固有種で、高山帯と礼文島に分布し、岩場に生える。
別名を高嶺女郎花(タカネオミナエシ)ともいう。
環境省のレッドデータブックでは、「近い将来に絶滅する危険性が高い種」である絶滅危惧IB類に登録されている。
草丈は5~15センチくらいである。
根元から生える葉はさじ形で、羽状に深く裂ける。
開花時期は6~8月である。
茎先に黄色い小さな花がびっしりとまとまってつく。
花は合弁花で先が5つに裂け、平たく開く。
雄しべは4本ある。
一つ一つの花は小さいが、色鮮やかな花をたくさんつけるので良く目立つ。
名の由来は、生息地と黄色い花の姿からきている。
高嶺女郎花(タカネオミナエシ)のほうは、高山に咲く「女郎花」という意味である。
「女郎花」の語源は不明であるが、「女飯」が訛ったものだという説がある。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Patrinia sibirica

★岩肌に張りつくように咲く小花
 身を寄せ合えば色鮮やかに
d0059226_5361888.jpg

[PR]
by ryudesuyo | 2006-07-04 05:36 | オミナエシ科 | Trackback | Comments(0)

男郎花〈オトコエシ〉

d0059226_928196.jpg

男郎花〈オトコエシ〉はオミナエシ科オミナエシ属の多年草である。
日本全土に分布し、日当たりの良い山野に自生する。
名の由来は、女郎花(オミナエシ)と対比させてつけられたもので、花の色が白く地味で茎や葉は女郎花(オミナエシ)より大きく、男性的な感じがするというところからきている。
高さは50~100センチくらいである。
葉は羽状に分裂して毛が多い。
開花時期は8~10月である。
茎頂や葉腋から散房状の花序を出して白い小花をたくさんつける。
俳句の季語は秋である。

★男郎花対を願いて女郎花
 見(まみ)える夢を風に託して
[PR]
by ryudesuyo | 2005-08-09 09:28 | オミナエシ科 | Trackback | Comments(0)

鹿子草(カノコソウ)

d0059226_933622.jpg

鹿子草(カノコソウ)はオミナエシ科カノコソウ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、湿った草地などに生える。
名の由来は、花の咲いている様子が鹿の子しぼりに見えることからきている。
また、女郎花(オミナエシ)に似た姿で淡紅色の花を咲かせるところから春女郎花(ハルオミナエシ)の別名がある。
草丈は50~60センチくらいで茎は直立する。
葉は対生し、羽状に分裂する。
開花時期は6~7月である。
根茎を乾かしたものが生薬の吉草根(きっそうこん)で、ストレスによる病気に効果がある。

★なよやかな花の姿に安らぎて
 辛い思いをしばし忘れて
[PR]
by ryudesuyo | 2005-08-07 09:03 | オミナエシ科 | Trackback | Comments(0)

女郎花(オミナエシ)

d0059226_8534345.jpg

女郎花(オミナエシ)はオミナエシ科オミナエシ属の多年草である。
日本全国に分布し、山野に自生する。
高さは60~100センチくらいになる。
葉は対生し、羽状に裂ける。
開花時期は7~10月で、茎頂に黄色の小さな花が傘状に群がり咲く。
女郎花(オミナエシ)は秋の七草の一つであり、万葉集にも登場する花である。
薬用にもなり、解熱や消炎の効果がある。
俳句の季語は秋である。

★紬織り小粋に着込み艶姿
 裾をからげて風よ来い来い
[PR]
by ryudesuyo | 2005-08-06 08:53 | オミナエシ科 | Trackback | Comments(0)