カテゴリ:ゴマノハグサ科( 54 )

トレニア

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トレニアはゴマノハグサ科ツルウリクサ属(トレニア属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)アゼナ科とされる。
トレニア属は東南アジアやアフリカに60種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
日本にも蔓瓜草(ツルウリクサ)が分布し、属名の和名はツルウリクサ属という。
本種の原産地はベトナムである。
英名はブルーウィングス(bluewings)やウィッシュボーンフラワー(wishbone flower)である。
ウィッシュボーンは鳥の胸のV字形をした骨のことである。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
園芸上は一年草扱いをされ、庭植えや鉢植えで観賞用に栽培されている。
和名は花瓜草(ハナウリクサ)という。
和名の由来は、蔓瓜草(ツルウリクサ)の仲間で花がきれいなことからきている。
トレニアは属名であるが、YListでは本種の別名として記載している。
草丈は20センチから30センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から10月である。
紫青色をした花径15ミリから20ミリくらいの唇形の花をつける。
園芸品種には花の色が白やピンク、青などのものもある。
喉の部分には黄色の斑紋が入る。
上唇は浅く2つに裂ける。
下唇は上唇より大きく、3つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「ひらめき」である。
8月6日の誕生花である。
属名の Torenia はスウェーデン人の宣教師「トレン(Olaf Toren, 1718-1753)さん」の名からきている。
種小名の fournieri はドイツ人の植物学者「フルニエ(Eugene Fournier, 1834-1884)さんの」という意味である。
写真は10月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Torenia fournieri


★暑いから乾杯しようごくごくと
 咲くトレニアは水が大好き
☆トレニアはちょっとおすまし見つめれば
 得意顔して悪戯仕掛け

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by ryudesuyo | 2016-08-06 14:08 | ゴマノハグサ科

ベルバスクム・オリンピクム

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ベルバスクム・オリンピクムはゴマノハグサ科モウズイカ属(ベルバスクム属)の多年草である。
ベルバスクム属は地中海沿岸地方を中心に、アジアやヨーロッパに250種くらいが分布する。
園芸的にはバーバスカムという英語風の呼び名が使われている。
日本へは毛蕋花(モウズイカ)などが導入されていて、属名の和名はモウズイカ属という。
本種は、ギリシャとトルコに分布する。
英名はグレックマレイン(Greek mullein)という。
マレインは毛蕋花(モウズイカ)の仲間を指すことばで、イングリッシュガーデンで人気がある。
草丈は50センチから200センチくらいである。
根際から生える葉は楕円形で、ロゼット状となり大きい。
葉は全体を白い綿毛が覆い、ビロード状で美しい。
茎につく葉は互い違いに生え(互生)、茎の上部へいくほど小さくなる。
開花時期は5月から9月くらいである。
花茎を伸ばして穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い花を疎らにつける。
花径は2センチから3センチで、花冠は5つに裂ける。
1本の雌しべと5本の雄しべがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Verbascum はラテン語の「barba(ひげ)」からきている。
種小名の olympicum は「(ギリシャの)オリンピアの」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Verbascum olympicum


★ずんと咲く背高のっぽのマレインに
 後ずさりして腕組み眺め

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by ryudesuyo | 2016-05-08 11:07 | ゴマノハグサ科

コリン草(コリンソウ)

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コリン草(コリンソウ)はゴマノハグサ科コリンシア属の一年草である。
分類体系によっては(APGIII)オオバコ科とされる。
コリンシア属は20種くらいが分布する。
本種の原産地は北アメリカである。
アメリカ合衆国の太平洋沿岸地方に分布し、標高1000メートル以下の地域に生える。
英名はチャイニーズハウス(Chinese houses)という。
これは、花序の形を中国の仏塔にたとえたものである。
日本では主として花壇用とされるが、切り花用として用いられることもある。
草丈は10センチから50センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は4月から6月くらいである。
葉の脇に先が非対称の唇形に裂ける花を輪のように並べ、段々に咲かせる。
花径は3センチくらいである。
上唇は白く、下唇は白地で先がラベンダー色になる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Collinsia はアメリカの植物学者「コリンズ(Zacchaeus Collins, 1764-1831)さん」の名からきている。
種小名の heterophylla は「いろいろの形の葉の」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Collinsia heterophylla(syn. Collinsia bicolor)


★出合いたる花は不思議な色模様
 見立てた姿は仏塔なると

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by ryudesuyo | 2016-04-16 12:00 | ゴマノハグサ科

カエノリヌム・オリガニフォリウム

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カエノリヌム・オリガニフォリウムはゴマノハグサ科ヒナウンラン属(カエノリヌム属)の多年草である。
カエノリヌム属は地中海沿岸地方からトルコにかけて20種くらいが分布する。
同属のカエノリヌム・ミヌス(Chaenorhinum minus)の和名を雛雲蘭(ヒナウンラン)というので、属名の和名をヒナウンラン属という。
分類体系によっては(APGIII)オオバコ科とされる。
本種の原産地はヨーロッパの南西部で、石灰岩地帯に生える。
日本ではグランドカバーなどに利用される。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は小さい卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~10月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチくらいの淡い紫色をした唇形の花を次々とつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Chaenomeles はギリシャ語の「chaino(開いた)+rhinum(鼻)」からきている。
種小名の origanifolium は「ハナハッカ属(Origanum)のような葉の」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
園芸品種のサマースカイズ(Summer Skies)である。
学名:Chaenorhinum origanifolium


★めずらしい花の名前に目を細め
 じっと見入ればそよ風渡り

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by ryudesuyo | 2014-06-01 09:24 | ゴマノハグサ科

ベロニカ・スピカータ

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ベロニカ・スピカータはゴマノハグサ科クワガタソウ属(ルリトラノオ属)の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
ヨーロッパから北アジアにかけてユーラシア大陸に広く分布する。
特徴は矮性種で花数が多いことである。
草丈は20センチから40センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から9月くらいである。
茎先に長い穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色の小さな花をたくさんつける。
花径は4ミリから8ミリくらいで、花冠は4つに深く裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Veronica は聖者ベロニカに捧げられた名である。
種小名の spicata は「穂状の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
園芸品種のロイヤルキャンドル(Royal Candles)である。
学名:Veronica spicata (syn. Pseudolysimachion spicatum)


★たくさんの青いキャンドル飾り立て
 楽しそうだね誰のお祝い

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by ryudesuyo | 2013-08-05 11:20 | ゴマノハグサ科

深山鍬形(ミヤマクワガタ)

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深山鍬形(ミヤマクワガタ)はゴマノハグサ科クワガタソウ属(ルリトラノオ属)の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
日本固有種である。
本州の東北地方から中国地方にかけて分布し、亜高山や高山の岩場に生える。
基本種は北海道に分布する菊葉鍬形(キクバクワガタ)で、その亜種とされている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
茎は直立し、粗い毛が生える。
根際から生える葉は長い楕円形で、ロゼット状となる。
葉の先は尖り、縁には不揃いのぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉に毛は生えていない。
開花時期は6月から8月くらいである。
茎先に花径7ミリから9ミリくらいの淡い青紫色ないし紅紫色をした小さな花を10輪から20輪くらいつける。
花冠は深く4つに裂け、2本の雄しべと1本の雌しべが花から長く突き出る
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、深山(高山)に生え、実につく萼が兜飾りの鍬形に似ていることからきている。
属名の Veronica は聖者ベロニカに捧げられた名である。
種小名の schmidtiana はドイツ人の植物学者でサハリンの研究をした「シュミット(Friedrich Schmidt, 1832-1908)さんの」という意味である。
亜種名の senanensis は「信州の」という意味である。
写真は4月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
北岳産の表示があり、赤味が強い。
学名:Veronica schmidtiana subsp. senanensis(=Pseudolysimachion schmidtianum subsp. senanense)


★地域ごと名前を変える鍬形草
 これでいくつの花を撮ったか
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by ryudesuyo | 2013-07-27 13:04 | ゴマノハグサ科

姫金魚草(ヒメキンギョソウ)

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姫金魚草(ヒメキンギョソウ)はゴマノハグサ科ウンラン属の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
原産地はイタリア南部、ギリシャ、北アフリカなどである。
別名を柳海蘭(ヤナギウンラン)という。
学名のリナリア・プルプレアで表示するものもある。
また、異名をリナリア・マロッカナという。
カラフルな園芸品種が出回っている。
また、逸出したものが静岡県などで野生化している。
草丈は60~90センチくらいである。
葉は幅の狭い披針形で、茎の下部では輪生し、上部では互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~8月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色の花をつける。
花冠は唇形である。
上唇は短く、下唇が大きい。
下唇の喉の部分には白い毛が生える。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は内側に曲がる。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
文献によっては紫雲蘭(ムラサキウンラン:Linaria bipartita)の別名を姫金魚草(ヒメキンギョソウ)としており、混乱が見られる。
属名の Linaria はギリシャ語の「linon(アマ)」からきている。全体が似ているということで名づけられた。
種小名の purpurea は「紫色の」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Linaria purpurea(=Linaria maroccana)


★リナリアもいろいろあって面白い
 背高のっぽだこのプルプレア
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by ryudesuyo | 2013-06-21 15:05 | ゴマノハグサ科

ペンステモン・ハルトウェギー

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ペンステモン・ハルトウェギーはゴマノハグサ科イワブクロ属(ペンステモン属)の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
原産地はメキシコである。
草丈は40センチから50センチである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から8月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5センチくらいの釣鐘状の花をつける。
花の色は多彩で、赤やピンク、白などのものがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Penstemon はギリシャ語の「pente(5つ)+stemon(雄しべ)」からきている。雄しべは実際には4本しかないが、目立つ仮雄しべを含めて5本と見て名づけられた。
種小名の hartwegii はドイツ人の植物学者「ハルトウェグ(Karl Theodor Hartweg, 1812-1871)さんの」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Penstemon hartwegii


★そのルーツ調べてみれば面白い
 新大陸にいろいろあるね
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by ryudesuyo | 2013-06-19 14:27 | ゴマノハグサ科

ステラ・コピアピンクタッチ

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ステラ・コルダータはゴマノハグサ科ステラ属の多年草である。
分類の仕方によってはバコパ属とする場合もある。
バコパ・ディッフスス(Sutera diffusus)とシノニム(異名)である。
原産地は南アフリカである。
コピアピンクタッチ(Copia Pink Touch)はその園芸品種の1つである。
特徴は花の色がピンクになることである。
草丈は15~20センチくらいである。
地を這うようにして横に広がる。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~12月くらいである。
花冠は筒状で、先が5つに裂ける。
花径は1センチくらいである。
雄しべは4本で、雌しべの両脇に2本ずつつく。
属名の Sutera イタリア語で恒星を意味する「stella」に由来する。
種小名の cordata は「心臓形の」という意味である。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Sutera cordata 'Copia Pink Touch'


★日本での歴史はまだまだ新しい
 コピアの花をじっくり眺め
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by ryudesuyo | 2012-11-21 10:39 | ゴマノハグサ科

アロンソア・メリディオナリス

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アロンソア・メリディオナリスはゴマノハグサ科ベニコチョウ属の多年草である。
園芸的には一年草として扱われる。
原産地は中南アメリカである。
コスタリカ、ボリビア、コロンビア、エクアドル、ペルー、チリなどに分布する。
和名は紅胡蝶(ベニコチョウ)という。
草丈は50センチから60センチくらいである。
葉は卵円形で、向かい合って生える(対生)
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から10月くらいである。
花径は15ミリくらいで、花冠は5つに裂ける。
花の色は赤や橙色である。
属名の Alonsoa はスペイン人で(コロンビアの)ボゴタの役人だった「アロンゾ(Zanoni Alonso)さん」の名からきている。
種小名の meridionalis は「正午の」という意味である。
写真は園芸品種のメリアオレンジ(Melia Orange)である。
花の色は赤に近い橙色である。
3月に京都府立植物園で撮った。
学名:Alonsoa meridionalis 'Melia Orange'


★鮮やかな色にびっくりアロンソア
 なるほどなるほど南米育ち
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by ryudesuyo | 2012-07-13 13:20 | ゴマノハグサ科