カテゴリ:ショウガ科( 10 )

ロスコエア・プルプレア

d0059226_934764.jpg

ロスコエア・プルプレアはショウガ科ロスコエア属の多年草である。
ロスコエア属は中国南西部からヒマラヤにかけて21種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
この属の植物はまるでランの仲間のように見えることで知られる。
本種は中国の雲南省やインド北西部、ネパール、ブータンなどのヒマラヤ地方に分布し、標高2700メートルから3000メートルの草地や林の中に生える。
中国名は象牙参という。
園芸的には地植え、鉢植えができる。
草丈は20センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は6月から7月である。
茎先に花径7センチくらいの紫色の花を数輪つける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Roscoea はリバプール植物園の創設者で収集家だった「ロスコー(William Roscoe, 1753-1831)さん」の名からきている。
種小名の purpurea は「紫色の」という意味である。
写真は7月に京都府立植物園で撮った。
学名:Roscoea purpurea


★美しい花の姿にはっとする
 ヒマラヤ背負えばさぞや見事と

d0059226_9341776.jpg



植物図鑑
ミラーサイト

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル





花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2016-07-08 09:36 | ショウガ科 | Trackback | Comments(0)

ロスコエア・アルピナ

d0059226_13022500.jpg
ロスコエア・アルピナはショウガ科ロスコエア属の多年草である。
ロスコエア属は中国南西部からヒマラヤにかけて15種くらいが分布する。
この属の植物はまるでランの仲間のように見えることで知られる。
本種は中国の南西部(雲南省、四川省、チベット自治区)からヒマラヤ(ネパール、カシミール地方)にかけて分布し、標高2000メートルから3000メートルの山の斜面や林の中に生える。
中国名は高山象牙参という。
草丈は10センチから20センチくらいである。
根際から生える葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は6月から8月である。
茎先に紅紫色の花を1輪つける。
花は完全には開かず、筒部が萼よりも長くなる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Roscoea はリバプール植物園の創設者で収集家だった「ロスコー(William Roscoe, 1753-1831)さん」の名からきている。
種小名の alpina は「高山に生える」という意味である。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Roscoea alpina

★ヒマラヤの山の斜面咲くという
 花は地面を這うがごとくに
d0059226_13040970.jpg


植物図鑑
ミラーサイト

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル





花・ガーデニング

[PR]
by ryudesuyo | 2016-05-20 13:07 | ショウガ科 | Trackback | Comments(0)

紅花福神草(ベニバナフクジンソウ)

d0059226_1319233.jpg

紅花福神草(ベニバナフクジンソウ)はショウガ科オオホザキアヤメ属(コスツス属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)オオホザキアヤメ科とされる。
コスツス属は世界の熱帯・亜熱帯地域に100種くらいが分布する。
代表種は大穂咲き菖蒲(オオホザキアヤメ)で、属名の和名はオオホザキアヤメ属という。
また、福神草(フクジンソウ)の別名があり、属名の和名をフクジンソウ属とするものもある。
本種の原産地は、ブラジルである。
白花を咲かせる福神草(フクジンソウ)と対比してつけられた名である。
草丈は50センチから60センチくらいである。
葉は長い楕円形で大きい。
葉の表面は緑色、裏面は赤味を帯びる。
葉の先は尖り、やや艶がある。
開花時期は温室ではほぼ周年である。
茎先に花径4センチから5センチのオレンジ色の花をつける。
一日花である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Costus はアラビア語の「koost(東インド)」からきており、東方からの植物の意味合いである。
種小名の igneus は「炎色の」という意味である。
写真は1月に新宿御苑の温室で撮った。
学名:Costus igneus


★対比してつけられた名とはわかったが
 福神草の由来は知れず

d0059226_13192327.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2016-02-04 13:29 | ショウガ科 | Trackback | Comments(0)

クルクマ・インディアンサプライズ

d0059226_1754036.jpg

クルクマ・ファエオカウリスはショウガ科ウコン属(クルクマ属)の多年草である。
クルクマ属は世界に80種くらいが分布する。
香辛料などに利用される同属のクルクマ・ロンガ(Curcuma longa)に鬱金(ウコン)の和名があり、属名の和名もウコン属という。
ファエオカウリス種の原産地はマレーシア、インド、ヒマラヤである。
莪朮(ガジュツ)の和名がある。
インディアンサプライズ(Indian Surprise)はその園芸品種である。
草丈は90センチから120センチくらいである。
葉は長い楕円形で先が尖り、長い柄がある。
開花時期は5月から6月である。
葉の間から長さ20センチくらいの花穂を出す。
花のように見えるのは苞である。
苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)は淡い緑色で、上のほうは淡い紅紫色になる。
花は小さくて黄色く、一日花である。
花はよい香りがする。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Curcuma はアラビア語の「kurkum(黄色)」からきている。根茎から黄色の色素を得ることから名づけられた。
種小名の phaeocaulis は「褐色の茎の」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Curcuma phaeocaulis 'Indian Surprise'


★美しい花の姿が目を奪う
 名前の通りサプライズだね

d0059226_1755964.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2014-09-19 17:08 | ショウガ科 | Trackback | Comments(0)

莪朮(ガジュツ)

d0059226_13105491.jpg

莪朮(ガジュツ)はショウガ科ウコン属の多年草である。
原産地はマレーシア、インド、ヒマラヤである。
根茎を生薬で莪朮(がじゅつ)といい、芳香健胃作用がある。
日本へいつごろ渡来したかははっきりしない。
1603年(慶長8年)に薩摩藩主の島津義弘が種子島久時に薬方を伝授したとの記録があるという。
明の時代の生薬研究書「本草網目」にも記載がある。
今日では屋久島、奄美大島、沖縄などで自生し、栽培もされている。
草丈は50~100センチくらいである。
葉は長い楕円形で先が尖り、長い柄がある。
側脈が隆起し、葉脈に沿って紫紅色の筋がある。
開花時期は5~6月である。
茎先の葉の間から長さ20センチくらいの花穂を出す。
花のように見えるのは苞である。
苞は淡い緑色で、上のほうの苞の先は淡い紅色になる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Curcuma はアラビア語の「kurkum(黄色)」からきている。根茎から黄色の色素を得ることから名づけられた。
種小名の phaeocaulis は「褐色の茎の」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Curcuma phaeocaulis(syn. Curcuma zedoaria)


★古くより薬効ありと伝えらる
 莪朮の花の先は紫

d0059226_1311108.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2014-05-15 13:14 | ショウガ科 | Trackback | Comments(0)

肉色縮砂(ニクイロシュクシャ)

d0059226_14581259.jpg

肉色縮砂(ニクイロシュクシャ)はショウガ科シュクシャ属(ヘディキウム属)の多年草である。
シュクシャ属は東南アジア、インド、ヒマラヤ、マダガスカルに50種くらい分布する常緑の大形多年草である。
本種の原産地はインド、ヒマラヤ、マレーシア、ミャンマーなどである。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
草丈は1~2メートルである。
茎の部分は葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)が折り重なったもので、偽茎と呼ばれる。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7~11月である。
短日植物で、夕方になると香りのよい肌色の花を開く。
花被片は6枚あるが、外花被3枚は合着して花のつけ根にある。
内花被3枚はつけ根は合着し、先が3つに分かれる。
もう1枚、唇形の花びらがあるが、これは雄しべが花びらの形になっている。
また、飛び出しているしべは、雄しべと雌しべが1つになったものである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「淡い恋心」である。
属名の Hedychium はギリシャ語の「hedys(美味)+chion(雪)」からきている。花が雪のように白く甘い香りがすることから名づけられた。
種小名の carneum は「肉色の」という意味である。
写真は7月に神代植物公園で撮った。
学名:Hedychium carneum


★ややこしい花の姿が面白い
 インド育ちの肉色縮砂

d0059226_14582678.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2013-08-20 15:00 | ショウガ科 | Trackback | Comments(0)

レッドジンジャー

d0059226_19124857.jpg

レッドジンジャーはショウガ科ハナミョウガ属の常緑多年草である。
ニューカレドニアやソロモン諸島などの太平洋諸島に分布している。
また、現在では熱帯地方の各地で植栽され、あるいは帰化している。
草丈は2~4メートルになる。
葉は長さ60センチくらいになる。
鮮やかな赤色の苞が特徴である。
開花時期は6~10月である。
白色の小さな花が咲く。
和名は赤穂月桃(アカボゲットウ)である。
写真は1月に夢の島熱帯植物園で撮った。
学名:Alpinia purpurata


★熱帯の雰囲気伝う花木なり
 レッドジンジャー天に向かって
d0059226_19133899.jpg

花図鑑
[PR]
by ryudesuyo | 2007-11-14 19:14 | ショウガ科 | Trackback | Comments(0)

熊竹蘭(クマタケラン)

d0059226_1263576.jpg

熊竹蘭(クマタケラン)はショウガ科ハナミョウガ属(アルピニア属)の多年草である。
四国から沖縄にかけて分布する。
海外では、台湾にも分布する。
草丈は1~2メートルである。
茎のように見えるのは偽茎(葉鞘が巻き重なって茎のように見えるもの)である。
葉は40センチくらいある長い楕円形で、2列に互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~8月である。
花序が直立するのが特徴である。
唇弁は鮮やかなクリーム色で、紅色の筋が入る。
花の後にできる実は球形で、赤く熟する。
全草によい香りがあり、殺菌効果がある。
そのため、葉はおにぎりを包むのに用いられる。
写真は3月に都立薬用植物園で撮った。
学名:Alpinia formosana


★鮮やかな模様に息を呑むごとき
 熊竹蘭は南国の花

d0059226_1271731.jpg

d0059226_1275493.jpg

花図鑑
[PR]
by ryudesuyo | 2007-09-22 12:08 | ショウガ科 | Trackback | Comments(0)

花縮紗(ハナシュクシャ)

d0059226_2002161.jpg

花縮紗(ハナシュクシャ)はショウガ科シュクシャ属(ヘディキウム属)の常緑多年草である。
原産地はインド、マレー半島である。
日本へは江戸時代に渡来した。
流通名はジンジャーである。
これは英名のジンジャーリリー(Ginger lily)やホワイトジンジャー(White ginger)からきたものである。
英名のジンジャー(Ginger)は生姜(ショウガ)のことだが、それとは異なる。
花から香水用の精油を取るために栽培され、また観賞用に栽培される。
九州や沖縄では野生化もしている。
草丈は1~2メートルくらいである。
茎の部分は葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)が折り重なったもので、偽茎と呼ばれる。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7~11月である。
短日植物で、夕方になると香りのよい白い花を開く。
花の仕組みも独特である。
花被片は6枚あるが、外花被3枚は合着して花のつけ根にある。
内花被3枚はつけ根は合着し、先が3つに分かれる。
もう1枚、唇形の花びらがあるが、これは雄しべが花びらの形になっている。
また、飛び出している蘂は、雄しべと雌しべが1つになったものである。
キューバ共和国とニカラグア共和国の国花である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Hedychium coronarium


★仄かなる香り床しき夜の花
 真白が冴えるジンジャーリリー

d0059226_2014532.jpg

花図鑑
[PR]
by ryudesuyo | 2007-09-21 20:05 | ショウガ科 | Trackback | Comments(0)

鬱金(ウコン)

d0059226_19241176.jpg

鬱金(ウコン)はショウガ科ウコン属の多年草である。
原産地はインドである。
紀元前2000年ころには既に栽培されていたという。
16~17世紀に沖縄に伝えられ、琉球王朝では専売制度をとっていた。
根茎から長い柄をもった楕円形の葉を伸ばす。
草丈は50~80センチくらいである。
開花時期は8~9月である。
花の色は白い。
別名を秋鬱金(アキウコン)ともいう。
俳句では「鬱金の花」が秋の季語である。
写真は9月に小石川植物園で撮った。
学名:Curcuma longa


★葉の陰に鬱金の花はひっそりと
 何を思うか天を見つめて

d0059226_1925111.jpg

花図鑑
[PR]
by ryudesuyo | 2007-09-20 19:25 | ショウガ科 | Trackback | Comments(0)