カテゴリ:スズカケノキ科( 2 )

アメリカ鈴懸の木(アメリカスズカケノキ)

d0059226_545326.jpg

アメリカ鈴懸の木(アメリカスズカケノキ)はスズカケノキ科スズカケノキ属の落葉高木である。
原産地は北アメリカである。
日本へは明治時代の末期に、ヨーロッパおよび小アジア原産の鈴懸の木(スズカケノキ)とともに渡来した。
属名のプラタナス(Platanus)の名で街路樹として知られる。
ただし、現在街路樹として用いられるものの大部分は、この2つの交配種である紅葉葉鈴懸の木(モミジバスズカケノキ)となっている。
樹高は10~30メートルくらいである。
樹皮は暗い褐色で、縦に割れ目が入る。
葉には柄があり、手のひら状に浅く3つから5つに裂ける。
葉の先は尖り、縁に不規則な粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
鈴懸の木(スズカケノキ)の場合は葉の切れ込みが深く、紅葉葉鈴懸の木(モミジバスズカケノキ)の場合はその中間となる。
開花時期は4~5月である。
雌雄同株である。
花は淡い黄緑色で、たくさん集まって球形の花序となる。
花の後にできる実は緑色をした球形である。
長い柄があってぶら下がる。
本種の場合は、実は1つずつつく(稀に2つ)。
鈴懸の木(スズカケノキ)の場合は3~7個、紅葉葉鈴懸の木(モミジバスズカケノキ)の場合は2~3個ずつつく。
なお、「鈴懸の木」の名の由来は、落葉後に集合果がつり下がっている様子を山伏の羽織る鈴懸に譬えたものである。
写真は小石川植物園で撮った。
学名:Platanus occidentalis


★見上げると眩暈するほど背の高い
 樹は真っ直ぐに空に向かって
d0059226_5455414.jpg

花図鑑
[PR]
by ryudesuyo | 2007-11-17 05:46 | スズカケノキ科 | Trackback | Comments(0)

紅葉葉鈴懸の木(モミジバスズカケノキ)

d0059226_184891.jpg

紅葉葉鈴懸の木(モミジバスズカケノキ)はスズカケノキ科スズカケノキ属の落葉高木である。
イギリスで生まれた交雑種である。
日本へは明治時代の末期に渡来した。
一方の親は、鈴懸の木(スズカケノキ)である。
ヨーロッパからヒマラヤにかけて分布する。
葉の切れ込みが深いことと、枝先につく集合果の数が3~5個であることが特徴である。
もう一方の親は、アメリカ鈴懸の木(アメリカスズカケノキ)である。
北アメリカの東部に分布する。
葉の切れ込みが浅く、枝先につく集合果の数は1個である。
本種はその中間的特長をもつ。
葉の切れ込みは中くらいで、集合果の数は2~3個である。
いずれもプラタナスと呼ばれ街路樹とされるが、現在ではほとんどがこの紅葉葉鈴懸の木(モミジバスズカケノキ)であるという。
樹高は15~20メートルである。
大きなものは35メートルくらいある。
樹皮は鱗片状に剥がれ、まだら模様になる。
葉は3つ以上に裂けて手のひら状となり、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~5月である。
雌雄同株である。
雌花は赤い球状である。
雄花はふわふわの毛がついている。
結実期は10月である。
集合果は10~11月にかけて葉が落ちた後も残る。
なお、「鈴懸の木」の名の由来は果実の形を山伏がつける篠懸(すずかけ)に見立てたものといわれる。
写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Platanus × hispanica


★冬寒の空にぽっこりぶら下がる
 鈴懸の実は和み与えて

d0059226_18514715.jpg

d0059226_1847831.jpg

花図鑑
[PR]
by ryudesuyo | 2007-11-16 18:53 | スズカケノキ科 | Trackback | Comments(0)