カテゴリ:ノボタン科( 11 )

メラストマ・ノルマレ

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メラストマ・ノルマレはノボタン科ノボタン属(メラストマ属)の常緑低木である。
メラストマ属は東南アジア、南アジア、オーストラリアなどに50種くらいが分布する。
日本にも奄美大島以南に野牡丹(ノボタン)が分布し、属名の和名はノボタン属という。
本種は分類上は紅頭野牡丹(コウトウノボタン)の亜種とされている。
「紅頭」は台湾にある旧地名で、異名をマラバル野牡丹(マラバルノボタン)という。
本種の原産地は台湾、中国の南部、インドシナ半島、フィリピン、マレーシア、インド、ヒマラヤなどである。
中国名は展毛野牡丹という。
樹高は1メートルから5メートルくらいである。
全体に粗毛が多く、枝は赤味を帯びる。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は4月から6月である。
枝先に花径6センチから8センチくらいの淡い紅紫色をした5弁花をつける。
葯(雄しべの花粉を入れる袋)が黄色で短い5本の雄しべと、葯が紫色で長い5本の雄しべがある。
雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Melastoma はギリシャ語の「melas(黒い)+ stoma(口)」からきている。果実を食べると口が黒く染まることから名づけられた。
種小名の malabathricum は「(インドの)マラバル地方(Malabar)の」という意味である。
亜種名の normale は「通常の」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Melastoma malabathricum subsp. normale(syn. Melastoma normale)


★雲南やヒマラヤに咲く野牡丹は
 花が大きく色も鮮やか

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by ryudesuyo | 2016-07-01 11:08 | ノボタン科

メディニラ・スコルテキニー

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メディニラ・スコルテキニーはノボタン科ノボタンカズラ属(メディニラ属)の常緑小低木である。
メディニラ属は旧世界の熱帯地域を中心に200種近くが分布する。
代表種は野牡丹葛(ノボタンカズラ)で、属名の和名もノボタンカズラ属という。
本種の原産地はインドネシア、マレーシア、フィリピンなどである。
英名はオレンジ・メディニラ(orange medinilla)という。
樹高は1メートルに満たない。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質はやや革質で、葉脈が目立つ。
開花時期は4月から6月くらいである。
苞や花茎も美しく、長く鑑賞できる。
枝先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、淡いオレンジ色の花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Medinilla はマリアナ諸島の知事であった「メディニーリャ(Jose de Medinilla, in 1820)さん」の名からきている。
種小名の scortechinii はイタリア人の植物学者「スコルテキニ(Benedetto Scortechini, 1845-1886)さんの」という意味である。
写真は3月につくば植物園の温室で撮った。
学名:Medinilla scortechinii


★温室にいかにも似合う南国の
 オレンジ色の花を楽しむ

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by ryudesuyo | 2016-01-22 10:28 | ノボタン科

野牡丹葛(ノボタンカズラ)

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野牡丹葛(ノボタンカズラ)はノボタン科ノボタンカズラ属(メディニラ属)の常緑小低木である。
原産地は台湾である。
東部や南部の標高300メートルまでの林の中に生える。
異名を小野牡丹(コノボタン:Pachycentria formosana)という。
樹高は1メートルくらいである。
葉は長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は4~6月くらいである。
枝先に集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、桃色の小さな4弁花をたくさんつける。
雄しべは濃い紫色である。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、紅紫色から黒紫色に変わる。
属名の Medinilla はマリアナ諸島の知事であった「メディニーリャ(Jose de Medinilla, in 1820)さん」の名からきている。
種小名の formosana は「台湾の」という意味である。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Medinilla formosana(=Pachycentria formosana)


★調べれば野牡丹葛の花らしい
 謎解き明かし笑みも浮かんで
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by ryudesuyo | 2013-07-12 12:18 | ノボタン科

野牡丹(ノボタン)

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野牡丹(ノボタン)はノボタン科ノボタン属の常緑低木である。
奄美大島から沖縄にかけて分布し、道端や林の縁などに生える。
海外では、台湾、中国南部、インドシナ半島、フィリピン、インドネシアなどにも分布する。
樹高は2~4メートルくらいである。
枝の断面は四角形で、全体に粗毛がある。
葉は細長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉にははっきりとした縦脈があり、両面に毛が密生する。
開花時期は6~10月である。
枝先に花径3~8センチくらいの淡い紅紫色をした五弁花をつける。
稀に白花もある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、湾曲する。
属名の Melastoma はギリシャ語の「melas(黒い)+ stoma(口)」からきている。果実を食べると口が黒く染まることから名づけられた。
種小名の candidum は「純白の」という意味である。
写真は5月に沖縄県東村の慶佐次地区で撮った。
学名:Melastoma candidum


★湧き出づる思い静かに染め抜いて
 咲く野牡丹は南国育ち
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by ryudesuyo | 2013-06-08 08:57 | ノボタン科

大葉宿り野牡丹(オオバヤドリノボタン)

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大葉宿り野牡丹(オオバヤドリノボタン)はノボタン科メディニラ属の常緑小低木である。
原産地はフィリピンである。
樹高は100~150センチくらいになる。
熱帯地方原産なので高温多湿を好み、耐寒性はない。
葉は対生し、広卵形で葉柄はない。
開花時期は7~8月である。
温度があれば周年開花をする。
長さ30センチくらいの花序が下垂し、ピンクの鮮やかな苞をつけて、珊瑚色の美しい花を咲かせる。
学名のメディニラ・マグニフィカでも流通している。
同属のメディニラ・スペキオサ(珊瑚野牡丹)とよく似ているが、メディニラ・マグニフィカには花房の上にピンクの苞があるので区別ができる。
写真は1月に新宿御苑の温室で撮った。
学名:Medinilla magnifica


★美しいピンクの苞がよく似合う
 マグニフィカは夏が大好き

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by ryudesuyo | 2008-11-07 06:27 | ノボタン科

珊瑚野牡丹(サンゴノボタン)

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珊瑚野牡丹(サンゴノボタン)はノボタン科メディニラ属の常緑小低木である。
原産地はインドネシアのジャワ島である。
高温多湿と半日陰の環境を好む。
名の由来は、花の色や形が珊瑚に似ていることからきている。
学名のメディニラ・スペキオサでも流通している。
樹高は1メートルくらいになる。
葉は広卵形ないし広卵状長楕円形で、葉脈が目立つ。
開花時期は6~11月くらいである。
温度さえあれば周年開花をする。
茎の先から垂れ下がって咲くピンクの円錐花序が美しい。
写真は1月に新宿御苑の温室で撮った。
学名:Medinilla speciosa


★熱帯のジャングルに咲く花だけど
 どこか涼しげ珊瑚野牡丹

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by ryudesuyo | 2008-11-06 06:18 | ノボタン科

ヘテロケントロン・エレガンス

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ヘテロケントロン・エレガンスはノボタン科メキシコノボタン属(ヘテロケントロン属)の常緑多年草である。
属名の片仮名表示は「ヘテロケンテロン」や「ヘテロセントロン」とするものもある。
原産地は中央アメリカである。
草丈は5~10センチくらいである。
茎葉は地面を這ってマット状に広がる。
開花時期は6~9月である。
暖地では周年開花をする。
4弁花で、花の色は赤紫色である。
流通名は姫野牡丹(ヒメノボタン)である。
ただし、和名の姫野牡丹(ヒメノボタン:Osbeckia chinensis)は別に存在するので注意が必要である。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の温室で撮った。
学名:Heterocentron elegans


★背を低くだけど大きな花つけて
 色は鮮やかエレガンスだね

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by ryudesuyo | 2008-11-04 06:21 | ノボタン科

ケントラデニア・フロリブンダ

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ケントラデニア・フロリブンダはノボタン科ケントラデニア属の常緑小低木である。
原産地は中央アメリカである。
樹高は40~60センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
葉の裏面は白っぽい。
開花時期は12~5月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、淡い桃色の4弁花をつける。
花は小さいがノボタン科の仲間とよく似ている。
色は淡いほうである。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の温室で撮った。
学名:Centradenia floribunda


★柔らかな色もやさしく咲き乱る
 フロリブンダに寒さを忘れ

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by ryudesuyo | 2008-11-03 08:38 | ノボタン科

リトルエンジェル

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リトルエンジェル(Little Angel)はノボタン科シコンノボタン属の常緑低木である。
紫紺野牡丹(シコンノボタン)の園芸品種で、三色野牡丹(サンショクノボタン)ともよばれる。
これは、1本の木に色合いの異なる花が共存することからきている。
紫紺野牡丹(シコンノボタン)の原産地はブラジルで、秋から冬にかけて次々と開花する。
樹高は100センチくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には縦に複数の脈が貫いている。
開花時期は10~12月である。
咲き始めの時期は中心部が白く外側が紫色をしているが、日を追うごとに赤味が増し、花弁全体がピンクから赤紫へと変化する。
写真は10月に芦ノ湖野草園で撮った。
学名:Tibouchina urvilleana cv.Little Angel


★次々と花の色変え咲き続く
 リトルエンジェル人気を呼んで

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by ryudesuyo | 2008-11-02 08:22 | ノボタン科

紫紺野牡丹(シコンノボタン)

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紫紺野牡丹(シコンノボタン)はノボタン科シコンノボタン属(ティボウキナ属)の常緑半低木である。
「野牡丹」の名でも流通しているが、日本原産の野牡丹(ノボタン)はノボタン属で仲間が異なる。
原産地はブラジルである。
樹高は100~150センチくらいである。
寒さには比較的強く、暖地では冬でも屋外で育てることができる。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉にはビロード状の短い毛が生え、観葉植物としても楽しめる。
開花時期は二度あり、9~12月と3~5月である。
濃い紫の比較的大きな美しい花をつける。
野牡丹(ノボタン)とは雄しべの色が異なり、紫色である。
花は一日花で、朝咲いて翌日には散る。
上の写真は10月に芦ノ湖野草園で撮った。
下の写真は9月に小石川植物園で撮った。
学名:Tibouchina urvilleana


★鮮やかな紫の花次々と
 咲かせ花散る紫紺野牡丹

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by ryudesuyo | 2008-11-01 07:09 | ノボタン科