カテゴリ:バショウ科( 16 )

料理バナナ(リョウリバナナ)

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料理バナナ(リョウリバナナ)はバショウ科バショウ属(ムサ属)の多年草である。
ムサ属は熱帯・亜熱帯地域に35種から60種くらいが分布する。
日本でも沖縄で芭蕉(バショウ:Musa basjoo)が栽培されており、属名の和名をバショウ属という。
本種はその栽培品種で、世界の熱帯地域で広く栽培されている。
日本で日常食べているバナナ(Musa acuminata)とは遺伝子の型が異なる。
果実が硬いので蒸したり焼いたりして食べる。
料理バナナ(リョウリバナナ)の名は撮影地での表示に基づいている。
YListでは本種(Musa x paradisiaca)の和名をバナナとしている。
料理バナナ(リョウリバナナ)はバナナ(Musa acuminata)と琉球糸芭蕉(リュウキュウイトバショウ:Musa balbisiana)との間の三倍体の交配種である。
草丈は4メートルから5メートルである。
茎のように見えるのは葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)が巻き重なったもので、偽茎という。
葉は長めの楕円形である。
偽茎の先に数枚の葉をつける。
開花時期は温室では周年である。
葉の間から、大きな苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)をつけた花穂を垂らす。
実は花穂に10数段につく。
属名の Musa はこの属のアラビア名からきている。
種小名の paradisiaca は「楽園のような」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物園の温室で撮った。
学名:Musa x paradisiaca


★なるほどね上手い名前をつけたもの
 出会いは楽しい大きな温室

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by ryudesuyo | 2015-12-15 12:10 | バショウ科

千成バナナ(センナリバナナ)

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千成バナナ(センナリバナナ)はバショウ科バショウ属の常緑多年草である。
バショウ属は世界の熱帯地方に40~50種が分布する。
属名は中国名由来の芭蕉(バショウ)からきている。
本種はバナナの特異な型の1つと考えられている。
原産地はジャワやマレーシアである。
和名の由来は大きな花序に1000個以上の実をつけることからきている。
ただし、1つ1つの実は親指くらいで小さく、食用には向かない。
自生地では飼料用にわずかに栽培される。
また、植物園などで観賞用として展示されている。
草丈は3メートルから5メートルくらいである。
茎のように見えるのは葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)が巻き重なったもので、偽茎という。
葉は長めの楕円形で艶があり、長さは2、3メートルある。
偽茎の先に8枚から10枚の葉つける。
開花時期は夏である。
葉の間から、大きな苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)をつけた花穂を垂らす。
雌花は花穂のつけ根の部分に、雄花は先につき、その間に中性花がつく。
花の色は紅紫色である。
実は花穂に10数段につき、黄色に熟する。
属名の Musa はこの属のアラビア名からきている。
種小名の chiliocarpa は「○○の果実の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Musa chiliocarpa

★食べるには小さすぎるがその姿
 ぎょっとするんだ千成バナナ

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by ryudesuyo | 2014-08-05 12:59 | バショウ科

ムサ・ベルティナ

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ムサ・ベルティナはバショウ科バショウ属の常緑多年草である。
原産地はインド北東部のアッサム地方である。
草丈は100~150センチくらいである。
茎のように見えるのは葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)が巻き重なったもので、偽茎と呼ばれる。
葉は大型の楕円形である。
開花時期は夏から秋である。
花序は直立し、普通のバナナのように垂れ下がらない。
花茎は紅色である。
苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)の外側は淡い桃色、内側は紅色で、反り返って垂れる。
花の後にできる実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、長さは10センチくらいあり桃色になる。
実の中には黒い種子がたくさん入っているが食べられる。
ただし、食用ではなく観賞用として栽培されている。
属名の Musa はこの属のアラビア名からきている。
種小名の velutina は「ベルベットのような」という意味である。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Musa velutina



★面白いピンクのバナナに笑みもれる
 多様な姿にまた一つ触れ

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by ryudesuyo | 2014-05-30 13:12 | バショウ科

ヘリコニア・フミリス

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ヘリコニア・フミリスはバショウ科オウムバナ属(ヘリコニア属)の多年草である。
分類体系によってはオウムバナ科とされる。
オウムバナ属は熱帯アメリカに80種くらい分布する。
本種の原産地はトリニダード島からブラジルにかけてである。
英名はロブスタークロー(lobster claw)という。
草丈が60~90センチくらいの小形種である。
葉は大形の長い卵形で、互い違いに生える(互生)。
下部は葉鞘が重なり合って偽茎となる。
開花時期は6~10月くらいである。
茎先に花序が立ち上がる。
苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)は舟形で赤く、縁のほうが緑色になる。
淡い黄色の花は苞に隠れるように着き、あまり目立たない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Heliconia はギリシャ神話の女神ムーサ(Musa)が住んでいたとされる「ヘリコン山(Mount Helicon)」からきている。
種小名の humilis は「背が低い」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Heliconia humilis


★比べてもわかりにくいねヘリコニア
 緑がかった苞がフミリス

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by ryudesuyo | 2013-07-18 14:39 | バショウ科

姫極楽鳥花(ヒメゴクラクチョウカ)

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姫極楽鳥花(ヒメゴクラクチョウカ)はバショウ科ヘリコニア属の常緑多年草である。
「極楽鳥花」の名はつくがゴクラクチョウカ属とは異なる。
原産地は西インド諸島である。
南アフリカ産の極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)に比べて全体に小さい。
名の由来は、花の姿を「極楽鳥」の鶏冠に譬えたものである。
学名からヘリコニア・プシタコルムの名で表示するものもある。
草丈は1~2メートルである。
長い茎のように見えるのは葉の柄である。
葉は長めの楕円形である。
開花時期は周年である。
橙黄色の鶏冠のように見えるのが花(萼片)である。
くちばしのように見えるのは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Heliconia psittacorum


★姫の名がついているけど大きいよ
 温室の花すらりと伸びて

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by ryudesuyo | 2009-02-15 16:21 | バショウ科

頷きヘリコニア(ウナズキヘリコニア)

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頷きヘリコニア(ウナズキヘリコニア)はオウムバナ科(ヘリコニア科)オウムバナ属(ヘリコニア属)の常緑多年草である。
オウムバナ科はバショウ科から分かれた科で、1属80種ほどで構成される。
学名のヘリコニア・ロストラータで表示するところもある。
英名はハンギング・ヘリコニア(hanging heliconia)である。
ロブスタークロー(lobster claws)の別名もある。
原産地は熱帯アメリカである。
草丈は3メートルくらいになる。
葉はバナナに似て大きい。
開花時期は3~10月くらいである。
30センチほどの花序を垂れ下がらせる。
苞は鮮やかな朱色で先が黄色く、ロブスターの爪のように見える。
その中に花被片6枚の黄色い花が咲くが、花はあまり目立たない。
上の写真は11月に沖縄県本部町の熱帯ドリームセンターで撮った。
下の写真は2月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Heliconia rostrata


★ぶら下がる朱の花房が南国の
 パッションなるか真っ赤に燃えて

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by ryudesuyo | 2009-02-11 04:51 | バショウ科

ヘリコニア・アウランティアカ

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ヘリコニア・アウランティアカはバショウ科ヘリコニア属の常緑多年草である。
属名はギリシャ神話の女神ムーサ(Musa)が住むヘリコン山(Mount Helicon)にちなむ。
ヘリコニア属は熱帯アメリカなどを中心に250種くらいある。
ヘリコニア・アウランティアカの原産地は中央アメリカである。
石灰岩地の林の中に生える。
草丈は100~150センチくらいである。
ヘリコニア属の中では小形種である。
オレンジ色の花のように見える部分は苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。
苞は次第に緑色に変化する。
花は苞の中から出て、淡い黄色をしている。
写真は1月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Heliconia aurantiaca


★オレンジの色もすっきり温室を
 熱帯色に染めて羽ばたく

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by ryudesuyo | 2009-02-10 06:16 | バショウ科

マニラ麻(マニラアサ)

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マニラ麻(マニラアサ)はバショウ科バショウ属の常緑多年草である。
麻(アサ)の仲間ではないが、繊維が取れることから「麻」の名が充てられている。
原産地はフィリピンである。
「マニラ」の名は首都マニラに由来する。
カリマンタン島やスマトラ島などにも分布し、繊維作物として栽培されている。
草丈は6メートルくらいになる。
茎のように見えるのは偽茎と呼ばれる部分で、葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)の巻き重なったものである。
ここから繊維がとれる。
葉は楕円形で大きい。
花序は夏から秋にかけてできる。
バショウ属特有のもので、つけ根近くに雌花を、先のほうに雄花をつける。
写真は2月に新宿御苑の温室で撮った。
学名:Musa textilis


★天狗でも棲んでいそうなマニラ麻
 大きな葉っぱの陰で花咲き

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by ryudesuyo | 2009-02-09 06:29 | バショウ科

姫芭蕉(ヒメバショウ)

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姫芭蕉(ヒメバショウ)はバショウ科バショウ属の常緑多年草である。
原産地は中国の南部からインドシナ半島にかけた一帯で、熱帯雨林に生える。
草丈は1~2メートルである。
葉は長さが1メートルくらいある大きくて長い楕円形で、バナナの葉に似ている。
開花時期は5~6月である。
茎先に艶のある朱色の苞を直立させ、苞の間に黄橙色の花をつける。
別名を美人蕉(ビジンショウ)という。
英名はスカーレットバナナ(Scarlet banana)である。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の温室で撮った。
学名:Musa coccinea


★赤い苞とても目立つよ姫芭蕉
 バナナの花と少し違うね

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by ryudesuyo | 2009-02-08 07:30 | バショウ科

バナナ

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バナナ(banana)はバショウ科バショウ属の常緑多年草である。
原産地はマレー半島である。
栽培の歴史は古く、紀元前5000年以上まで遡るという。
その後、熱帯、亜熱帯地域の各地に伝播していった。
和名は実芭蕉(ミバショウ)という。
日本へは明治時代の中期に台湾から渡来した。
草丈は3~5メートルくらいである。
10メートルに達することもある。
茎のように見えるのは葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)が巻き重なったもので、偽茎という。
葉は長めの楕円形で艶があり、長さは2~3メートルある。
偽茎の先に8~10枚つける。
開花時期は夏である。
葉の間から、大きな苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)をつけた花穂を垂らす。
雌花は花穂のつけ根の部分に、雄花は先につき、その間に中性花がつく。
実は花穂に10数段につき、黄色に熟する。
俳句の季語は夏である。
上の写真は12月に板橋区立熱帯環境植物館で撮った。
下の写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Musa acuminata


★温室で手持ち無沙汰かバナナの実
 もいでごらんと語るがごとく

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by ryudesuyo | 2009-02-07 08:58 | バショウ科