カテゴリ:アヤメ科( 29 )

姫檜扇水仙(ヒメヒオウギズイセン)

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姫檜扇水仙(ヒメヒオウギズイセン)はアヤメ科ヒオウギズイセン属(クロコスミア属)の多年草である。
クロコスミア属アフリカの南部や東部に9種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
また、400種を超える園芸品種が作出されている。
代表種のクロコスミア・アウレア(Crocosmia aurea)に檜扇水仙(ヒオウギズイセン)の和名があり、属名の和名もヒオウギズイセン属という。
本種はフランスで交配によって作出された園芸品種である。
交配親は檜扇水仙(ヒオウギズイセン)と姫唐菖蒲(ヒメトウショウブ:Crocosmia pottsii)で、どちらも南アフリカが原産地である。
日本へは明治時代の中期に渡来した。
庭植え、鉢植えで観賞用に栽培されている。
英名をモントブレチア(montbretia)という。
YListではこの名称を別名として記載している。
また、逸出したものが野生化し、今では全国各地の人家周辺に生えている。
たとえば北海道のブルーリストではBランク(北海道に定着している外来種)に選定されている。
草丈は50センチから80センチくらいである。
葉は先のとがった線形で2列に並んで立ち、互い違いに生える(互生)。
葉の中央に縦の筋がある。
開花時期は7月から8月である。
花茎から3つから5つの穂状花序を出し、それぞれにたくさんの花をつける。
花の色は朱赤色で、下のほうから順に咲き上がる。
花被片は6枚で、内側と外側に3枚ずつあり、根元のほうでくっついている。
雄しべは3本、花柱(雌しべ)が1本ある。
花柱の先は3つに裂けている。
結実はせず、球根で増える。
花言葉は「謙譲の美」である。
モントブレチアが8月15日の誕生花である。
属名の Crocosmia はギリシャ語の「crokos(サフラン)+osme(匂い)」からきている。サフランの香りがするということで名づけられた。
種小名の crocosmiiflora は「サフランの香りのする花の」という意味である。
写真は7月に向島百花園で撮った。
学名:Crocosmia x crocosmiiflora


★濡れそぼりだらりの帯を垂らしたる
 風情しおらしモントブレチア
☆夏の雨雫は紅を際立たせ
 モントブレチア草陰に咲き

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by ryudesuyo | 2016-08-18 14:32 | アヤメ科

リベルティア・フォルモサ

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リベルティア・フォルモサはアヤメ科リベルティア属の多年草である。
リベルティア属は南半球に15種くらいが分布する。
本種の原産地はチリである。
異名をリベルティア・チレンシス(Libertia chilensis)やリベルティア・グランディフローラ(Libertia grandiflora)という。
草丈は30センチから60センチくらいである。
根際から生える葉は革質で硬く、幅の狭い剣状である。
開花時期は4月から5月である。
花茎の先に数輪ずつ小さな白い花をつける。
花径は30ミリくらいで、花被片は6枚である。
外花披片は小さく3弁花のように見える。
雄しべが花冠から突き出している。
花は一日花である。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Libertia はベルギー人の植物学者「リベール(Marie-Anne Libert, 1782-1865)さん」の名からきている。
種小名の formosa は「美しい」という意味である。
写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Libertia formosa(syn. Libertia chilensis, Libertia grandiflora)


★調べるも骨が折れるよチリの花
 地球の裏に広がる世界

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by ryudesuyo | 2016-05-05 13:32 | アヤメ科

リベルティア・パニクラタ

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リベルティア・パニクラタはアヤメ科リベルティア属の多年草である。
リベルティア属は南半球に15種くらいが分布する。
本種の原産地はオーストラリアの東部である。
クイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州に分布し、海岸に近い熱帯雨林や湿った林の中に生える。
種小名の読み方は「パニクラータ」とするものもある。
草丈は20~60センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
自生地での開花時期は9~11月くらいである。
日本では5~6月に咲く。
葉よりも短い花茎を伸ばし、数輪ずつ小さな白い花をつける。
花径は15ミリくらいで、花被片は6枚である。
外花披片は倒卵形、内花披片は卵形である。
雄しべが花冠から突き出している。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Libertia はベルギー人の植物学者「リベール(Marie-Anne Libert, 1782-1865)さん」の名からきている。
種小名の paniculata は「円錐花序の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Libertia paniculata


★赤道を越えた先には珍しい
 花があるよね緑の中に

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by ryudesuyo | 2014-05-17 11:57 | アヤメ科

白花野花菖蒲(シロハナノハナショウブ)

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野花菖蒲(ノハナショウブ)はアヤメ科アヤメ属の多年草である。
花菖蒲(ハナショウブ)の原種である。
北海道から九州にかけて分布し、湿原や湿った草地に生える。
海外では、朝鮮半島や中国東北部、シベリアなどにも分布する。
白花野花菖蒲(シロハナノハナショウブ)はその品種の1つである。
草丈は40センチから100センチくらいである。
根際から生える葉は剣状の線形である。
葉の表面中央には突起した筋がある。
開花時期は6月から7月である。
茎先に白い花を咲かせる。
内花被片と外花被片が3枚ずつある。
本種の特徴は、外花被片のつけ根の部分に黄色い筋が入ることである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
園芸品種の花菖蒲(ハナショウブ)は江戸時代から改良が重ねられ、現在では五百を超える品種があるといわれている。
江戸系、肥後系、伊勢系、大船系などの系統がある。
属名の Iris はギリシャ語で虹を意味する。
種小名の ensata は「剣形の」という意味である。
変種名の spontanea は「野生の」という意味である。
写真は6月に堀切菖蒲園で撮った。
野生種と表示されていたが、白花固有の学名はつけられていないようである。
学名:Iris ensata var. spontanea


★出かければ出合うものだねそれなりに
 初めて見たよこの白花は
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by ryudesuyo | 2012-06-11 09:46 | アヤメ科

フリージア

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フリージアはアヤメ科フリージア属の多年草である。
原産地は南アフリカの喜望峰近辺で、世界でアフリカ大陸のみにしか存在しない小さな種である。
原種は10種くらいあるといわれているが、オランダで改良が進められた。
温室でつくるフリージアは草丈が1メートル以上にもなる。
南アフリカの原野に咲く小振りな花から改良されたとは想像もできない。
オランダでは150以上の園芸品種が生まれている。
日本での古い和名は浅黄水仙(アサギズイセン)という。
葉っぱが水仙に似ているように見えたのであろう。
もともとは春の終わりに咲く花である。
はじめは香りの強い白い花が多く出回っていた。
今では花の色も豊富で、赤、黄色、桃色、紫色などのものがある。
また、八重咲き、半八重咲き、一重咲きがあり、ぼかしや複色などもあって多彩である。
しかし、これらの花は白い花ほど香りが強くない。
俳句の季語は春である。
写真は2月に大船植物園で撮った。
学名:Freesia hybrida


★渡り来て遠い故郷思いてか
 南の風に身を委ね揺れ
☆強き香を楽しませるやフリージア
 遠き故郷へ届けとばかり
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by ryudesuyo | 2007-05-09 05:59 | アヤメ科

檜扇文目(ヒオウギアヤメ)

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檜扇文目(ヒオウギアヤメ)はアヤメ科アヤメ属の多年草である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、低地~亜高山帯の湿地や湿原などに生える。
草丈は60~70センチくらいである。
葉は剣状で長さが20~40センチ、幅が1~2センチくらいで、檜扇(ヒオウギ)に似る。
開花時期は5~7月である。
茎先で枝分かれしてて花径8センチくらいの紫色の花をつける。
外花被片は3枚あり、円形ないし心形で大きい。
文目(アヤメ)と同様の網目模様が入る。
内花被片は文目(アヤメ)よりも短く、目立たない。
雌しべの花柱は三つに分かれ、花びら状に見える。
花は一日花で、朝開き夕方にはしぼんでしまう。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Iris setosa


★美しい網目模様がよく似合う
 檜扇文目は湿原の花

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by ryudesuyo | 2007-05-08 05:18 | アヤメ科

スパラキシス

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スパラキシスはアヤメ科スイセンアヤメ属(スパラキシス属)の多年草である。
和名を水仙文目(スイセンアヤメ)という。
原産地は南アフリカのケープ地方である。
草丈は30~40センチくらいである。
根際から生える葉は線形または披針形である。
葉は長さが50センチくらい、幅が1センチくらいである。
開花時期は3~4月である。
茎の上部に花径4センチくらいのきれいな花を3~6個つける。
花の色は、朱橙色、緋色、赤、クリーム色、白、ピンクなど多彩である。
写真はトリコロル種といわれるもので、園芸品種の交配親になっているという。
花びら(花被片)が橙色でつけ根の部分が黒く、真ん中の花(副冠)が黄色いというのがその特徴である。
スパラキシス'トリカラーミックス'として流通している。
写真は4月に伊豆海洋公園の「城ヶ崎みはらしガーデン」で撮った。
学名:Sparaxis tricolor


★三色の色の具合が異国風
 スパラキシスはアフリカの花

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by ryudesuyo | 2007-05-07 06:05 | アヤメ科

姫緋扇(ヒメヒオウギ)

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姫緋扇(ヒメヒオウギ)はアヤメ科ラペイルージア属の多年草である。
原産地は南アフリカのケープ地方である。
山地の岩場に生える。
流通名を姫緋扇文目(ヒメヒオウギアヤメ)ともいう。
英名のアノマテカ(anomatheca)の名でも流通している。
草丈は20~30センチである。
葉の形は剣状で緋扇(ヒオウギ)とよく似ている。
開花時期は4~6月である。
花の色は白、桃色、朱色などである。
花径は2~3センチである。
6枚の花びら(花被片)のうち下側の3枚のつけ根の部分に濃い紅色の斑が入る。
写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Lapeirousia laxa


★愛らしいポイントのある花模様
 姫緋扇は高山の花

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by ryudesuyo | 2007-05-06 17:58 | アヤメ科

シベリア文目(シベリアアヤメ)

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シベリア文目(シベリアアヤメ)はアヤメ科アヤメ属の多年草である。
日本、中国、シベリアの文目(アヤメ)の原種を交配して作られた園芸品種である。
アメリカで改良が進み、花色も花型もバラエティーに富んでいる。
シベリアンアイリス(Siberian iris)の別名もある。
草丈は30~120センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は5~6月である。
花径は10センチくらいある。
花の色は紫色が一般的だが、白、青、紅紫色、黄色など多彩である。
写真は6月に札幌の百合が原公園で撮った。
学名:Iris sibirica hybrida


★華やかな網目模様がよく似合う
 清楚に咲いたシベリア文目

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by ryudesuyo | 2007-05-05 06:22 | アヤメ科

イリス・プミラ

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イリス・プミラはアヤメ科アヤメ属の多年草である。
原産地は東ヨーロッパから西シベリアにかけてである。
英名はドワーフアイリス(dwarf iris)である。
ドワーフは小人のことで、矮性動植物に対しても用いられる言葉である。
草丈は10~15センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は3~5月である。
白や紫色、黄色などの花を咲かせる。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Iris pumila


★土の上貼りつくように花咲かす
 ドワーフアイリス北国の花

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by ryudesuyo | 2007-05-04 06:33 | アヤメ科