カテゴリ:ヤシ科( 27 )

団扇椰子(ウチワヤシ)

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団扇椰子(ウチワヤシ)はヤシ科ウチワヤシ属(リクアラ属)の常緑低木である。
リクアラ属は東南アジアからオーストラリアにかけて100種以上が分布する。
本種が代表種で、属名の和名もウチワヤシ属という。
本種の原産地は南太平洋で、ソロモン諸島やバヌアツ諸島に分布し、熱帯樹林に生える。
別名を丸葉団扇椰子(マルハウチワヤシ)という。
また、YListでは丸扇(マルオウギ)を標準和名としている。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
幹は単幹で、大きな扇形の葉をつける。
葉は裂けず、葉の柄には棘がある。
淡い黄色の花をつけ、実は赤く熟する。
属名の Licuala はモルッカ諸島での現地名からきている。
種小名の grandis は「大きな」という意味である。
写真は2月に板橋区立熱帯環境植物館の温室で撮った。
学名:Licuala grandis


★真ん丸な葉っぱがどこか面白い
 南の島の不思議な椰子の木

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by ryudesuyo | 2016-01-31 15:51 | ヤシ科 | Trackback | Comments(0)

三矢椰子(ミツヤヤシ)

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三矢椰子(ミツヤヤシ)はヤシ科ミツヤヤシ属(ネオディプシス属)の常緑高木である。
ネオディプシス属は熱帯アジア、オーストラリア、マダガスカルに14種が分布する。
属名の和名は本種の和名からミツヤヤシ属という。
本種の原産地はマダガスカルで、南東部にあるアンドハヘラ国立公園(Parc national d'Andohahela)の熱帯雨林に生える。
分類の仕方によってはヒメタケヤシ属(Dypsis)に含まれる場合もある。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(ver 3.1, 2012)では絶滅危惧II類(VU)に指定されている。
英名はトライアングルパーム(triangle palm)という。
樹高は5メートルから15メートルくらいである。
何本もの茎が束になって生えて幹となる。
茎先につく葉は灰緑色をした羽状複葉で、3方向に広がる。
葉の柄は三角柱状である。
雌雄異株である。
葉の脇から肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出し、淡い黄緑色をした花を咲かせる。
属名の Neodypsis はギリシャ語の「neos(新しい)+ Dypsis(ヒメタケヤシ属)」からきている。
種小名の decaryi はフランス人の博物学者「デカリー(Raymond Decary, 1891-1973)さんの」という意味である。マダガスカルの博物学に貢献した。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Neodypsis decaryi(syn. Dypsis decaryi)


★この椰子もマダガスカルの生まれとは
 聞いただけでも親しみ湧いて

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by ryudesuyo | 2015-02-15 09:00 | ヤシ科 | Trackback | Comments(0)

黒つぐ(クロツグ)

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黒つぐ(クロツグ)はヤシ科クロツグ属(アレンガ属)の常緑低木である。
アレンガ属はアジアやオーストラリアに14種が分布する。
日本にも本種などが分布し、属名の和名をクロツグ属という。
本種はトカラ列島の宝島以南に分布し、低地の林の中に生える。
また、公園樹とされる。
海外では、台湾やフィリピンにも分布する。
和名の由来は、幹が黒いつぐ(シュロの意味)ということからきている。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
幹は円柱状で、数本が束になって生える。
葉は羽状複葉である。
葉の質は革質で硬く、黒っぽい緑色をしている。
長さは3メートルに達するものもある。
小葉は20対から40対くらいあり、細長い楕円形である。
開花時期は4月から6月くらいである。
雌雄同株で、黄緑色の花序をつける。
花の後にできる実は楕円形の集合果で、朱色に熟する。
属名の Arenga はヤシの木を表すマレー語(areng)からきている。
種小名の engleri はドイツ人の植物学者「エングラー(Heinrich Gustav Adolf Engler, 1844-1930)さんの」という意味である。
写真は2月に沖縄の世界遺産・斎場御嶽(せーふぁうたき)で撮った。
学名:Arenga engleri(syn. Arenga trewmula var. engleri)


★日本ではほとんど知られぬ黒つぐに
 興味ひかれる神聖の地で

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by ryudesuyo | 2015-02-11 12:30 | ヤシ科 | Trackback | Comments(0)

黄ラタン椰子(キラタンヤシ)

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黄ラタン椰子(キラタンヤシ)はヤシ科ラタニア属(ベニオウギヤシ属)の常緑高木である。
ラタニア属はマスカレン諸島に3種が分布する。
本種の原産地はモーリシャス共和国のロドリゲス島である。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 2.3, 1998)では絶滅危惧IB類(EN)に指定されている。
英名はイエローラタンパーム (yellow latan palm) である。
樹高は15メートルくらいになる。
幹の先に大きな団扇のような葉を広げる。
葉の色は明るい青緑色である。
葉のつけ根の部分や葉の柄は黄色から橙色になる。
幹はステッキの材料とされる。
属名の Latania はレユニオン島での現地名からきている。
種小名の verschaffeltii はベルギーの園芸家「バーシャフェルト(Ambroise Verschaffelt, 1825-1886)さんの」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Latania verschaffeltii


★ラタン椰子これで出合いは二つ目だ
 見れば広がる世界楽しみ

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by ryudesuyo | 2014-12-30 10:55 | ヤシ科 | Trackback | Comments(0)

プリンセス椰子(プリンセスヤシ)

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プリンセス椰子(プリンセスヤシ)はヤシ科アミダネヤシ属(ディクティオスペルマ属)の常緑高木である。
原産地はモーリシャス島である。
英名はプリンセスパーム(princess palm)である。
和名は白網種椰子(シロアミダネヤシ)というが、あまり使われていない。
英名からきたプリンセス椰子(プリンセスヤシ)のほうがよく使われる。
樹高は12~15メートルくらいになる。
幹は直径が20センチくらいで環状紋が入り、つけ根のほうでふくらむ。
幹先につく葉は羽状複葉で四方に広がる。
葉は湾曲して下垂し、美しい。
花には花弁が3枚あり、黄白色である。
花の後にできる実は卵形の堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、熟すと黒紫色になる。
属名の Dictyosperma はギリシャ語の「dictyon(網)+ sperma(種子)」からきている。
種小名の album は「白い」という意味である。
写真は5月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Dictyosperma album

★この椰子の育った国はモーリシャス
 葉が美しくアーチをかけて

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by ryudesuyo | 2014-01-15 14:08 | ヤシ科 | Trackback | Comments(0)

チャンベイロニア・ホーケリ

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チャンベイロニア・ホーケリはヤシ科チャンベイロニア属の常緑高木である。
原産地はニューカレドニアである。
属名の読み方は「シャンベイロニア」とするものもある。
樹高は7~15メートルくらいである。
幹は単一で、幹先に羽状複葉をつける。
幹の直径30センチくらいである。
姿の美しいヤシである。
属名の Chambeyronia はフランスの海軍士官だった「シャンベイロン(Charles Marie Chambeyron, 1827-1891)さん」の名からきている。ニューカレドニア探検隊のリーダーを務めた。
種小名の hookeri は「フッカー(Hooker)さんの」という意味である。
写真は5月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Chambeyronia hookeri(syn. Chambeyronia macrocarpa var. hookeri)

★植えられてまだ日の浅い様子だが
 育ってほしい次に逢うまで

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by ryudesuyo | 2014-01-12 14:44 | ヤシ科 | Trackback | Comments(0)

沙穀椰子(サゴヤシ)

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沙穀椰子(サゴヤシ)はヤシ科サゴヤシ属の常緑高木である。
原産地はニューギニアやモルッカ諸島である。
フィリピン、マレーシア、インドネシアなど熱帯の低地で澱粉を採取するために栽培される。
樹高は10~15メートルくらいである。
幹は株立ちし、直径が30~60センチくらいある。
幹には環状の葉痕がある。
葉は羽状葉で幹の先につき、柄に長い棘がある。
葉の色は濃い緑色で、艶がある。
花は肉穂花序で直立してつく。
一生に一度だけ開花結実をする。
開花直前の幹に澱粉ができる。
収穫までに時間がかかるが、荒廃地でも収穫できる上に収量が多く注目されている。
属名の Metroxylon はギリシャ語の「metro(髄)+xylon(材)」からきている。
種小名の sagus はマレーシアでの現地名からきている。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Metroxylon sagus


★一度だけ咲いて枯れるは竹のよう
 南の島に不思議な椰子が

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by ryudesuyo | 2013-09-08 10:43 | ヤシ科 | Trackback | Comments(0)

ゆすら椰子擬(ユスラヤシモドキ)

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ゆすら椰子擬(ユスラヤシモドキ)はヤシ科ユスラヤシ属の常緑高木である。
原産地はオーストラリアの東部のイーンズランド州からニューサウスウェールズ州にかけた一帯である。
海岸沿いや熱帯雨林に生える。
現在では、熱帯地方各地で街路樹として用いられている。
樹高は10~20メートルくらいである。
幹には葉が落ちた後の環状紋がある。
葉は羽状複葉である。
鳥の羽のように左右に小葉がたくさん並んで1枚の葉が構成される。
長さは1~2メートルある。
小葉の形は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
長さは30~50センチくらいある。
葉は幹の先につき、裏面も緑色である。
近縁種のゆすら椰子(ユスラヤシ)は裏面が灰白色を帯びる。
クリーム色の花茎を伸ばし、紫色の花をつける。
実は球形で、熟すと赤くなる。
英名はバンガローパーム(Bangalow palm)である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Archontophoenix cunninghamiana


★つけられた名前はなぜか擬だが
 気にはせぬわと翼広げて

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by ryudesuyo | 2009-12-08 06:33 | ヤシ科 | Trackback | Comments(0)

ゆすら椰子(ユスラヤシ)

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ゆすら椰子(ユスラヤシ)はヤシ科ユスラヤシ属の常緑高木である。
原産地はオーストラリアの東部のクイーンズランド州である。
海岸沿いの多雨林に生える。
現在では、熱帯地方各地で街路樹として用いられている。
樹高は10~20メートルくらいである。
幹には葉が落ちた後のリング状の縞がある。
葉は羽状複葉である。
鳥の羽のように左右に小葉がたくさん並んで1枚の葉が構成される。
長さは1~2メートルある。
小葉の形は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
長さは30~50センチくらいある。
葉は幹の先につき、裏面が灰白色を帯びる。
クリーム色の花茎を伸ばし、紫色の花をつける。
実は球形で、熟すと赤くなる。
英名はキングパーム(king palm)である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Archontophoenix alexandarae


★すっきりと幹を伸ばしてユスラヤシ
 見上げる先に翼広げて

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by ryudesuyo | 2009-12-07 05:50 | ヤシ科 | Trackback | Comments(0)

アレカ椰子(アレカヤシ)

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アレカ椰子(アレカヤシ)はヤシ科ヤマドリヤシ属(クリサリドカルパス属)の常緑小高木である。
原産地はマダガスカル島である。
アレカ椰子(アレカヤシ)という名は本種がかつて属していたアレカ属(Areca:ビンロウジュ属)の名残である。
和名は山鳥椰子(ヤマドリヤシ)という。
別名は黄金竹椰子(コガネタケヤシ)である。
樹高は3~8メートルくらいである。
根元からよく枝分かれをし、株立ち状(根元から何本もの細い幹を立ち上がらせる)となる。
幹には葉の落ちた跡の環状紋が残る。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、緩やかにアーチ状となる。
小葉は淡い緑色で、1枚の葉は40~60対の小葉で構成される。
葉柄と葉鞘は黄色く、黒い斑が入る。
雌雄異株である。
花の色は白く、穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)にたくさんつく。
英名はイエローバタフライパーム(yellow butterfly palm)である。
写真は11月に沖縄の東南植物楽園で撮った。
学名:Chrysalidocarpus lutescens(=Dypsis lutescens)


★きらきらと黄金の色に輝いて
 アーチをつくる山鳥椰子は

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by ryudesuyo | 2009-12-06 08:07 | ヤシ科 | Trackback | Comments(0)