カテゴリ:メギ科( 12 )

細葉天竺目木(ホソバテンジクメギ)

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細葉天竺目木(ホソバテンジクメギ)はメギ科メギ属(ベルベリス属)の常緑低木である。
ベルベリス属は世界の温帯や熱帯に500種くらいが分布する。
日本にも目木(メギ)などが分布し、属名の和名はメギ属という。
「目木」の名の由来は、煎じたものが目の病気に効くことからきている。
本種の原産地は中国である。
四川省、湖北省に分布し、標高1100メートルから2700メートルの山の斜面や雑木林の中などに生える。
中国名は血紅小檗という。
日本へは第二次世界大戦後に渡来し、庭木とされる。
「天竺」はインドの古称だが、この場合は「遠方の」といった意味合いで使われている。
別名を細葉赤目木(ホソバアカメギ)という。
樹高は1メートルから3メートルである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には棘状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
特徴は、赤い葉が時折混じることである。
開花時期は4月から5月である。
黄色い小さな花を数輪ずつまとめてつける。
花弁は6枚である。
花の後にできる実は楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
実ははじめは赤く、秋に青黒く熟する。
属名の Berberis はこの属の1種の実につけられたアラビア名「berberys」からきている。
種小名の sanguinea は「血のように赤い」という意味である。
写真は4月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Berberis sanguinea


★調べてもなかなかわからぬその姿
 また見に行こう天竺目木を

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by ryudesuyo | 2016-04-29 10:02 | メギ科

梅花碇草(バイカイカリソウ)

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梅花碇草(バイカイカリソウ)はメギ科イカリソウ属の多年草である。
漢字では「梅花錨草」とも書く。
日本固有種である。
本州の中国地方から九州にかけて分布し、林の縁などに生える。
国の指定はないが、棲息地では多くの県で絶滅危惧種に指定されている。
なお、北海道のブルーリストではBランク(北海道に定着している外来種)に選定されている。
過去に持ち込まれた種が逸出したものと思われ、旭川市の旭山公園に定着している。
草丈は10~30センチくらいである。
根際から生える葉は、2出複葉(1枚の葉が2つの小さな葉に分かれている)である。
小葉の形はいびつな卵形である。
先はやや丸く、つけ根の部分は心形である。
開花時期は4~5月である。
花の色は白ないしピンクで、花径は1センチくらいである。
イカリソウ属だが花びらには碇状の距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)はなく、梅に少し似た花を咲かせる。
花弁は真中の4枚で、周りの4枚は萼片である。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
花言葉は「君を離さない」である。
属名の Epimedium は地名に由来する言葉で、イカリソウに転用された。
種小名の diphyllum は「2枚の葉の」という意味である。
写真は4月に日光植物園で撮った。
学名:Epimedium diphyllum



★距がなくてつるりんとした形だが
 碇草には変わりはないさ

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by ryudesuyo | 2014-04-25 12:02 | メギ科

エピメディウム・ルブルム

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エピメディウム・ルブルムはメギ科イカリソウ属の多年草である。
東アジア原産のグランディフロルム種(Epimedium grandiflorum)と南ヨーロッパ原産のアルピヌム種(Epimedium alpinum)との人為的な交配種である。
草丈は20~30センチくらいである。
根際から生える葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉の形は心形で先は鋭く尖り、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3~5月である。
茎先から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、赤い花をつける。
内萼片は濃い紅色である。
花弁は淡い黄色である。
属名の Epimedium は地名に由来する言葉で、イカリソウに転用された。
種小名の rubrum は「赤色の」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Epimedium x rubrum



★赤と黄のコントラストが眩しいよ
 ルブルムの花賑やかに咲き

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by ryudesuyo | 2014-03-24 16:48 | メギ科

エピメディウム・ペラルデリアヌム

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エピメディウム・ペラルデリアヌムはメギ科イカリソウ属(エピメディウム属)の常緑多年草である。
エピメディウム属は中国を中心に50種くらいが分布する。
日本にも碇草(イカリソウ)などが分布するので、属名の和名をイカリソウ属という。
本種の原産地はアフリカのアルジェリアで、山地の林の中に生える。
草丈は20~40センチくらいである。
根際から生える葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉の形は心形で先は鋭く尖り、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は紙質である。
開花時期は3~5月である。
花の色は黄色で、内萼片が円形に近く花弁よりもずっと大きい。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は小さく、赤褐色である。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Epimedium は地名に由来する言葉で、イカリソウに転用された。
種小名の perralderianum はフランス人の博物学者「ペラウディエル(Henri de la Perraudiere, 1831-1861)さんの」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Epimedium perralderianum


★しっとりと黄花咲かせる碇草
 所変われば色も異なり

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by ryudesuyo | 2014-03-23 13:40 | メギ科

エピメディウム・アクミナツム

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エピメディウム・アクミナツムはメギ科イカリソウ属(エピメディウム属)の常緑多年草である。
エピメディウム属は中国を中心に50種くらいが分布する。
日本にも碇草(イカリソウ)などが分布するので、属名の和名をイカリソウ属という。
本種の原産地は中国の中央部や西部である。
種小名の読み方は「アクミナトゥム」とするものもある。
草丈は30~70センチくらいである。
根際から生える葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉の形は心形で先は尾状に尖り、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は革質である。
茎には2枚の葉が向かい合って生える(対生)。
開花時期は3~5月である。
花は大輪である。
内萼片は白ないし淡い紫色である。
花弁は暗い紫褐色である。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は大きい。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Epimedium は地名に由来する言葉で、イカリソウに転用された。
種小名の acuminatum は「先が次第に尖った」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Epimedium acuminatum


★紫と白の対比が美しい
 アクミナツムの不思議な姿

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by ryudesuyo | 2014-03-22 17:01 | メギ科

柊南天(ヒイラギナンテン)

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柊南天(ヒイラギナンテン)はメギ科ヒイラギナンテン属の常緑低木である。
台湾、中国、ヒマラヤの原産である。
日本には江戸時代に渡来し、庭木として利用されている。
葉が柊(ヒイラギ)に似ており、実が南天(ナンテン)に似ていることから名づけられたという。
しかし、棘は柊ほどではないし、実も南天とは異なって黒紫色というように違いがある。
樹高は1~3メートルくらいになる。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は細長い楕円形である。
先が尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花期は2~4月くらいである。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い小さな花をたくさんつける。
花弁は6枚で、先が浅く2つに裂ける。
萼片は9枚、雄しべ6本、雌しべ1本である。
花の後にできる実は直径6~7ミリくらいの球状の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、9~10月に黒紫色に熟し、白い粉をふく。
別名を唐南天(トウナンテン)という。
属名の Mahonia は19世紀のアメリカ人の植物学者「マクマホン(B. Mc. Mahon)さん」の名からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は3月に埼玉県立花と緑の振興センターで撮った。
学名:Mahonia japonica


★ひそやかに黄金の飾りつけながら
 柊南天春を祝いて
☆木漏れ日に柊南天輝きて
 黄色花を鳥が揺らして
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by ryudesuyo | 2012-02-18 15:19 | メギ科

白南天(シロナンテン)

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南天(ナンテン)はメギ科ナンテン属の常緑低木である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、山地の林の中に生える。
海外では、中国やインドにも分布する。
また、公園や庭などに好んで植えられている。
これは、南天(ナンテン)が「難転」(難を転ずる)に通ずるからである。
白南天(シロナンテン)はその変種である。
特徴は、実の色が白いことである。
樹高は1~3メートルくらいである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)である。
3回羽状複葉といって、枝分かれを繰り返して先に羽状複葉をつけ1枚の葉となる。
葉は向かい合って生える(対生)が、上部では互い違いに生える(互生)。
小葉の形は披針形である。
先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は5~7月である。
葉の脇に大形の円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
内花被片と外花被片が6枚ずつある。
雄しべは6本、雌しべは1本である。
実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、白く熟する。
花の写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Nandina domestica var. leucocarpa


★実の色が変われば風情自ずから
 異なるものと思い眺めて

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by ryudesuyo | 2009-12-31 07:10 | メギ科

南天(ナンテン)

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南天(ナンテン)はメギ科ナンテン属の常緑低木である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、山地の林の中に生える。
海外では、中国やインドにも分布する。
また、公園や庭などに好んで植えられている。
これは、南天(ナンテン)が「難転」(難を転ずる)に通ずるからである。
樹高は1~3メートルくらいである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)である。
3回羽状複葉といって、枝分かれを繰り返して先に羽状複葉をつけ1枚の葉となる。
葉は向かい合って生える(対生)が、上部では互い違いに生える(互生)。
小葉の形は披針形である。
先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は5~7月である。
葉の脇に大形の円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
内花被片と外花被片が6枚ずつある。
雄しべは6本、雌しべは1本である。
実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、赤く熟する。
中には白い実や黄色い実もある。
この実を乾燥させたものを漢方で鎮咳薬とする。
俳句では「南天の花」が夏の季語、「南天の実」が秋の季語である。
実の写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
花の写真は6月に向島百花園で撮った。
学名:Nandina domestica


★南天の乱れ咲きして瀧飛沫(しぶき)
 実りの秋を手招くように
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by ryudesuyo | 2009-12-30 13:10 | メギ科

マホニア・アーサーメンゼス

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マホニア・アーサーメンゼスはメギ科ヒイラギナンテン属(マホニア属)の常緑低木である。
中国原産のロマリフォリア種(Mahonia lomariifolia)と日本の柊南天(ヒイラギナンテン:Mahonia japonica)を交雑させたものがマホニア・メディアとして出回り、いくつかの園芸品種を産み出している。
マホニア・アーサーメンゼスもその1つである。
特徴としては、柊南天(ヒイラギナンテン)よりも開花時期が早く、花穂が立って豪華である。
開花時期は1~2月である。
鮮やかな黄色の花をぎっしりつける。
園芸店では柊南天(ヒイラギナンテン)として売られたり、早咲き柊南天(ハヤザキヒイラギナンテン)として売られたりしている。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Mahonia x media cv. Arthur Menzies


★早咲きのマホニアだけどばっしりと
 黄金の花を豪華につけて

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by ryudesuyo | 2009-12-28 05:54 | メギ科

マホニア・ロマリーホリア

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マホニア・ロマリーホリアはメギ科ヒイラギナンテン属(マホニア属)の常緑低木である。
台湾、中国の西部(雲南省など)、ミャンマーなどに分布する。
日本にも分布する柊南天(ヒイラギナンテン:Mahonia japonica)の近縁種である。
樹高は1~3メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は柊(ヒイラギ)に似て硬く、縁は棘状のぎざぎざ(鋸歯)となる。
開花時期は1~2月である。
鮮やかな黄色の花をぎっしりつける。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Mahonia lomariifolia


★冬陽受け煌くような花の色
 寒さに耐えて和み運べば

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by ryudesuyo | 2009-12-27 14:39 | メギ科